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「英語学習法」の課題として,TED: Ideas worth spreading、あるいはTED-Ed: Lessons worth sharingの動画を自由に視聴し,先生として生徒に紹介したいと思うものについて,「内容紹介」と「印象的な英語表現」,およびそれを取り上げた理由をまとめてもらいました。

その際,参考資料として昨年度までの同一課題ページを紹介し,自由に参照してよいこととしています。

以下,提出された順に紹介します(同じ動画がお薦めされた場合は,先に紹介してくれた人のところに別の推薦者の紹介文も掲載しています)。追加資料として紹介したTED以外の動画もいくつか挙げられています。

Contents

Success is a continuous journey: 成功は終わりのない旅である by KS

内容紹介: 

人々は一度成功するとそれまで培ってきた努力をしなくなってしまう。しかしそれではそこにとどまるどころか堕落して堕ちていってしまう。ではどうすればいいのかについて自分の経験をもとに話している。結論としては、成功した後も成功する前の努力を継続することである。なぜならば成功までの道のりは一方通行ではなく終わりのない旅のようなものであるからだと述べている。

印象的な英語表現:

  • A black cloud formed over the me.
    • 直訳すると黒い雲が私を覆った。ですが、この英語でただ天気のことを述べているのではなく、心の中の闇を表していて印象的でした。

取り上げた理由:

この話は会社のことを例にとっていっているけど、学習や部活動等の普段の生活についても通ずることだったので、取り上げました。確かに普段の学習やテスト勉強でも、試験に向けての勉強はひたすら頑張るけど、終わった後は見直しや解き直しを行っていないと思い、取り上げることで、自分に対して言い聞かせたいなと思ったからです。

Richard St. John: Success is a continuous journey by NY

内容紹介: 

成功は一方通行ではなく、終わりのない旅であるとリチャード・ジョンは語る。多くの人々は成功した後に失敗するが、それは成功するためにはあらゆることを行ってきたにもかかわらず、成功すると満足して努力することをやめてしまうからである。彼自身もビジネスで成功したが、努力を怠り失敗した。だが、彼は成功するための8つの原則に従って再び努力し、成功を掴むことができた。彼はこの経験から、成功には終わりがなく、努力し続けることが必要であると学んだ。

印象的な英語表現:

  • I was this hot-shot guy.
    • 私はやり手だった。
  • A black cloud formed over my head.
    • 黒い雲が私の頭を覆うようになった。

取り上げた理由:

成功すると達成感を得るため、その後もそれまで通り、またはそれまで以上の努力をすることは難しい。私自身も受験生の時は勉学に励んでいたが、合格(成功)した後は疎かにしてしまった。私はこの動画を見て、成功した後も努力し続けることの大切さについて改めて考えさせられた。生徒にもこの動画を見てもらうことで、勉学や、部活などで成功することと努力し続けることについて深く考えてもらうことが出来ると考え、この動画を取り上げた。

Can a robot pass a university entrance exam?: Noriko Arai by HS

内容紹介: 

東ロボくんは東京大学に合格できるのか。また、AIは一流大学に合格できるのだろうか。

新井紀子は東ロボくんプロジェクトの研究者。東ロボくんは東大入試を合格するために作られたAIロボットである。新井は東ロボくんが東大に合格するために莫大な量の知識を取り入れ、工夫を施した。すると、2次試験の歴史の小論文や数学において普通の受験者より優秀な成績をおさめる。ここまでの話と、実際、碁の世界でAIが人に勝っている状況から判断すれば、東大入試を通り抜けたと思うだろうが、実際はできなかった。

なぜ、合格できないのか。その理由として、AI(2017年時)は読むことが出来ない、理解できないからだという。AIは私たちがGoogleで検索するように、キーワードを検索しヒット回数が多いものを選び考えている。つまり、意味を理解せず、丸暗記している状態だ。人は意味を理解できる生き物だ。そこがAIと大きく違うところだろう。

しかし、今、意味を理解できない子どもがいる。ある実験で問題文に答えがある問を日本の中学生に解かせたところ三分の一が間違えた。読めずに理解できない子が確実にいるのだ。それは、もしかしたら私たちの想像以上にいるかもしれない。今AIと共存するためには人にしかできないことを伸ばしていく必要があり、それは今の丸暗記教育から意味を理解し考える教育へ変える必要があることであると警鐘を鳴らす。

印象的な英語表現:

  • modern AIs do not read, do not understand.
    • 現在のAIは読めないし、理解できないのです。

取り上げた理由:

2019年、教育界を大きく騒がせた問題といえば、センター試験の記述式問題導入。

なぜセンター試験の記述式が必要とされているのか、ここに一つの答えがある気がしたので取り上げた。人には考え理解する力があり、それは将来必要とされる力に違いない。ただ知識を詰め込むだけではなく、それをどう生かすかが鍵となりそのための教育も大切になることを改めて考えさせられた。

また、日本人であり、難しい表現が少ないことから親しみやすいと思ったから取り上げた。

The danger of a single story: Chimamanda Ngozi Adichie by KN

内容紹介: 

作家である彼女はナイジェリア大学のある大学町で育ち、4歳からイギリスやアメリカの子どもの本を読んでいた。そして7歳あたりからは、自分で物語を書いて母親に読ませていた。その彼女が書く物語の登場人物はみな青い目の白人で、雪遊びをして、天気の話をするといったような彼女が読んでいた本と同じようなものであり、ナイジェリア生まれの自分の生活とは全く異なっていた。このことは物語に対する私たち、特に子どもたちの感受性の強さと影響の受けやすさを立証している。彼女自身も読む本の登場人物が皆外国人だったため、本とは外国人が登場人物で彼女は感情移入できない内容でなければならないと思い込んでいた。しかしその考えはアフリカの本を読んだことで自分のような人も登場人物になれると知り、大きく変わった。こうして彼女の中の本とは何かというシングルストーリーから救われた。

彼女がアメリカの大学に進学したときもシングルストーリーについて考えることがあった。アメリカのルームメイトは彼女に対してコンロの使い方をしらないと決めつけていたり、英語が話せることに驚いたりと憐みをもっていた。そのルームメイトのアフリカに対するシングルストーリーはアフリカの悲劇であった。

このようにシングルストーリーは唯一のものとして繰り返し人に見せられ作られる。そしてそれは固定観念を作り出す。この固定観念の問題点は不完全であり、人間の尊厳を奪ってしまう。確かにアフリカは悲しい事実もあるが、それ以外の話をすることも重要なのだ。そのために影響力の大きい物語を多く読むべきであり、シングルストーリーなどどこにもないと気づいたとき、人々がみな平等である理想郷を取り戻す。

印象的な英語表現:

  • They make one story become the only story.(ある話を「唯一の話」に変えてしまいます。)
    • oneとonlyという一つの単語が異なるだけで二つのstoryが大きく違うことがよく分かる。

取り上げた理由:

生徒にアフリカに対してのシングルストーリーを自分たちも持っていたことに気づき、他のことに対してもシングルストーリーや固定観念を持っていないかを自分自身に問いかけ、考えさせることができると思ったから。また、それらだけで物事を見ることが不十分であることや本をたくさん読み物事をさまざまな面から捉えたり、どんな人にも平等に接したりすることの重要さを知ることができると考えた。

This is what happens when you reply to spam email by AM

内容紹介: 

詐欺メールに返信をするとどうなるかというお話です。みなさんの携帯に、知らない人からのよくわからないメールが届いたこともあると思います。学校や親の教育で、『そのようなメールは開かずに削除しよう。ましてや返信なんて決してしてはならない。』と習ってきたと思う。ですが、1度くらいは返信してみたいと思ったことはないだろうか?私はメールが届くたびに思う。返信すると相手がどのような手口で私を陥れようとするのだろう。そんな疑問に答えてくれるスピーチだ。話の展開がわかりやすくて面白い。

ただ1つ言えることは、返信はすべきではない。少なくとも私は。プロフェッショナルな相手と戦えるほどの経験やスキルは持っていないからだ。楽しそうではあるけれども。

印象的な英語表現:

  • 00:17  I know.(怪しいでしょ?)
    • 直訳すると『私は知っている。』になるが、『私はこれが怪しいと言うことを知っている。』といったニュアンスの言葉が省略されている。相手に伝わるだろうと考えられてあえて言っていないということがわかる。
  • 00:52 And the game was afoot.(これでゲーム開始です。)
    • afoot(形容詞)で『(物事が)起こって・進行中で』などの意味がある。startなど普段私たちが使い慣れている単語をネイティブスピーカーは使っていないことがわかる。またafootとstartでは、意味の捉え方が少し違うのかもしれない。 
  • 02:06 What do you do for a living?(お仕事は何を?)
    • 直訳すると『生きていくために何をしていますか?』になるが、ここでは仕事のことを聞いている。仕事を意味する単語を使わなくても、文脈から判断しているのだとわかる。
  • 02:38 I’m completely with you on this one.(すごくよくわかるよ。)
  • Hold tight.(踏ん張れ。)
    • ここでは文脈から『あなたの考える心配事についてもすごくよくわかるよ。』と言う意味になる。agreeやthinkなどを使わずにwith youで貴方と同じ側にいることを示していることが面白かった。
    • また。Hold tight.と言うと『しっかりつかむ』などの、手に関することを意味すると考えた。しかしここでは『踏ん張れ。』といったように足に関することを意味していた。手足でそこまで大きく変わらないが、足関係で訳されていることに驚いた。
  • 03:03 I don’t know if we have any statisticians in the house, but there’s definitely something going on.(ここに統計学者がいるかわかりませんが、確実にやばいですよね。)
    • 家で話しているわけではないのにin the houseで『ここに』といった家に関係しない捉え方をすることが面白かった。
  • 03:51 It’s going places.(今、大人気だろ。)
    • go placeで『(どこかの)場所へ行く』という意味になると思ったら、『成功する・出世する』といったプラスの意味を含む訳もあることを知った。ここではフムスという食べ物が人気であることを語っている。1度食べてみたい。
  • 04:13 Till morrow. (おやすみなすって。)
    • tillやmorrowといった単語は普段あまり見かけない。untilやtomorrowと似たいみであることは推測できるが、なぜそれらとは別の単語として使い分けられているのかが疑問だ。
  • 04:39 So I figured I had to knock it on the head.(これはもう打ち切りだ。)
    • knock it on the headを直訳すると『頭をノックする・殴る』だ。それに『(今やっていることを)やめる・中止する』という意味があることに感動した。
  • 05:47 I said, “Dude, you have to use the code!”(こらこら!暗号を使ってくれよ!)
    • Dudeという単語は普段見慣れないが、ネイティブではよく話されているらしく何を意味するかは文脈によって『人・感情・挨拶』などと変わるらしい。

This is what happens when you reply to spam email: James Veitch by WS

内容紹介: 

詐欺メールに返信をすると返事は来るのか。また会話を続けた末には何が起こるのか。実際に詐欺メールに返信し続けた男、ジェイムズ・ヴィーチの話。

ある日ジェイムズの元に1通のスパムメールが届いた。送信者はソロモン・オドンコ、「面白いビジネスの提案があります」という内容だった。削除ボタンの上まで手が伸びたその時、ある考えが彼の頭をよぎった。誰もがずっとやってみたかったことをやっちゃおうか、と。「ソロモンさん、興味をそそられます」このメールからジェイムズとソロモンのやりとりが始まっていく。

彼は自分が詐欺師に意地悪をしているとは思わない。もちろん世の中には詐欺師に意地悪をする人はたくさんいる。しかし彼曰く、彼はただ詐欺師がターゲットの大人を騙すのに使うはずだった時間を無駄遣いしているだけである。

ジェイムズからのアドバイスは偽物のアドレスを使うこと、本名を使うと大変なことになるからである。興味を持った方は是非一度やってみてほしい。もちろん自己責任でね。

印象的な英語表現:

  • I know. (怪しいでしょ?)
  • I could do what I think we’ve all always wanted to do. (誰もがずっとやってみたかったことをしちゃおうか)
  • Hold tight. (踏ん張れ)

取り上げた理由:

迷惑メールという身近なものをテーマにしており、YouTuberさながらの検証の結果に興味を持ったことがきっかけです。またプレゼンターのジェイムズ・ヴィーチはライター兼コメディアンであり、練り上げられた文章とテンポの良いトークにも注目です。

メールの内容も非常に趣向が凝らされていて紹介したいのですが、彼のトークでこそ面白さが際立つと思うのでぜひ自分の目で確認してみてください。

This is what happens when you reply to spam email by OY

内容紹介: 

このプレゼンは、タイトルにある通り詐欺メールに返信した場合一体どのようなことが起こるのか、ということを話したものである。まず、プレゼンターであるJames Veitch に一通のメールが届く。内容は「面白いビジネスのご提案があります。」彼は一旦メールを削除しようとしますが、どうせならと返信して見ることにします。どんなビジネスかというと、まずメールの主であるソロモンという男が金塊をジェームズに送ります。ジェームズはその金塊を売ることで売値の10%を得られるというもの。最初の時点で明らかに怪しいメールですがこのメールでさらに怪しくなります。ここからジェームズはソロモンを相手に遊び始めます。ソロモンは詐欺師なので相手が少しでもやりやすいように「少量の25kgから売っていこう。」と言います。これに対しジェームズは「やるならビッグに!50kgだ!」とふざけた返信をします。また、ジェームズはソロモンとのやりとりが長く続きそろそろ話にオチをつけなきゃと思い、文章を暗号化することを提案します。例えば lawyergummy bear  bankcream egg と呼ぶように提案します。

最後にこの暗号をふんだんに使ったわけのわからないメールが送られてきてソロモンとのメールが終わります。(実際には他にも様々なやりとりがありまた、この後にもう一個別の詐欺メールとのやり取りもあります。)

印象的な英語表現:

この話にあった印象的な英語表現は What followed is the greatest email I’ve ever received.という文章です。この文は正直最初に聞いたときはうまく聞き取れず、字幕をつけてみたときも少し訳すのに苦労しました。単純に私の英語力不足が原因かもしれないですが、、、。考えてみれば関係代名詞として使われてるだけなのでとても簡単な文章かもしれないですが、これを上手に訳すのが難しいと思います。(ちなみに日本語訳は すると、僕の人生史上最強のメールがきました。)

取り上げた理由:

なぜ私がこの話を選んだかと言うと、最初はどのプレゼンにしようか悩んで様々なプレゼンを見ていました。学術的に生徒におすすめしたいものもありましたが、私はこのプレゼンターの話し方がとても面白く、ぜひ私が生徒を持った時におすすめしたいなと思いました。

このプレゼンの形式上2人がメールをやり取りするのを読み上げていかなければなりませんが、そのメールの読み上げる時の間のとり方や、メールの説明をする時とメールの内容を読む時との強弱の差などプレゼンで必要な良い印象を与える読み方が色々詰まってるプレゼンでした。

正直最初は生徒におすすめできそうだとかそういう理由ではなく、単に面白そうなタイトルだったため個人的に見ようと思って見てみましたが、思っていたよりも学べることが多く紹介させていただきました。

How to gain control of your free time by HH

内容紹介: 

私が視聴したのは、ローラ・バンダーガムの、自由時間をどうしたら上手く使えるのかというテーマの動画だ。タイムマネジメントをするというと、余分な時間を削って時間をつくる、というふうに考えがちだがそれは間違いなのである。タイムマネジメントとは自分の人生を価値ある物事で満たすことであり、そうするためにはまず優先事項を決める必要がある、と彼女は言う。その具体的な方法とは、一年の終わりに、今が来年の年末だとして、今年一年は素晴らしい年になったと想像する。その年を素晴らしいものにするのに自分がしたことを3~5つ挙げる、というものだ。こうすることで、自分自身が来年取り組むべき目標を得ることができる。目標が決まったらそれらをスケジュールに入れる。そして実行するためには事前に週の過ごし方をよく考えることが必要で、この作業に最適な時間は金曜の午後なのである。金曜の午後に少しだけ時間をとり、仕事、人間関係、自分の3つのカテゴリーで優先事項リストをつくる。そして来週の予定をみて、各項目を入れられる場所を考えるのだ。ただ、ここで多くの人はそんな時間をつくるのは難しいと考えるだろう。しかし、24時間×7日=168時間、一週間は168時間もあるのだ。例えばフルタイムで働いていたとして、週40時間、1日8時間寝るとして週56時間、残りの72時間は他のことにあてられるのである。時間はたっぷりあるのだ。そして、素晴らしいことをするのにそんなに多くの時間が必要なわけではなく、少しの時間をちょっとした喜びのために使うことで、人生は豊かになる。大事なことは、時間全体を見渡して重要なことを実行する時間を見つけることなのだ。大事なことだけに集中すれば、持ち時間の範囲で望む生活を築くことができるのである。

印象的な英語表現:

  • We have the power the power to fill our lives with the things that deserve to be there.
    • 私たちは自分の人生を価値ある物事で満たす力をもっています。
  • We don’t even need that much time to do amazing things.
    • 素晴らしいことをするのにそんなに時間が必要なわけではない。

取り上げた理由:

私は時間の管理が下手で、どうしたらいいのか悩んでいたので選んだ。また、自由時間を上手に使うというのは学生にとってもとても重要なことで、具体的なタイムマネジメントの方法をぜひ生徒に伝えたいと思ったから。

Inside the mind of a master procrastinator by MK

内容紹介: 

このプレゼンでは物事を先延ばしにしてしまう人、所謂「先延ばし屋」が「先延ばし屋」である理由について、そのような人の脳内をコミカルなスライドとともに語られている。話者のTim Urban曰く、「理性的な意思決定者」先延ばし屋の脳内には「理性的な意思決定者」と「すぐにご褒美が欲しいおサル」、そして「パニックモンスター」が存在する。普段はおサルが意思決定の舵をとり、自分のすべきことをせずに一時的な欲求を満たす様な行動をとってしまうが、締め切りなどが近づいてくると眠っていたパニックモンスターが目を覚まし、危機感を覚えさせることによって理性的な意思決定ができるようになる。この一連の流れを先延ばし屋は取りがちであるとされている。しかし、芸術家のような締め切りのないものに関してはパニックモンスターが目覚めづらく、長期的な先延ばしが多くなってしまう。そこで自分に与えられた時間をよく確認して、何かしらの行動を起こすことが大切である、という結論に着地する。

印象的な英語表現:

  • It’s that long-term procrastination has made them feel like a spectator, at times in their own lives.
    • 長期的な先延ばしは自分の人生に対して傍観者のように感じさせる。

取り上げた理由:

プレゼンのテーマが先延ばしというどの生徒に対しても通ずる普遍的かつ身近なもので、話されている英語は生徒によっては難易度が高いが、コミカルなスライドと話者の上手い話し方、観客の笑い声などでTEDの面白さを知るいざないになるような動画であると感じたから。自分の生活の癖を直すことは一朝一夕でできるものではないが、どこか生活の中でこのプレゼンの内容が活きる時が来ることを願っている。

How books can open your mind: Lisa Bu by KC

内容紹介: 

Lisa Bu氏は、幼少期から持っていた夢を両親や周りの大人達が彼女の夢を否定し認めなかった為に諦めざるを得なかった。その夢を失った時、彼女は自分が残りの人生で望めるのが二流の幸せでしかないという絶望感に襲われた。その為、彼女は新たな夢を探すことにした。その夢を探す手がかりを“本”に求めた。本を読んでいくうちに彼女は、“本”を通して得られた新しい文化との出会いや“比較読書”に胸を躍らせた。比較読書は彼女に多くの洞察を与え、また深い洞察力も与えてくれるからだ。

結果的に、彼女は“本”とは過去と未来をつなぐ魔法の扉を与えてくれるものだと言っている。また“本”から夢を得た彼女は夢の存在意義は、実現することだけではなく、夢がどこから来るのか、情熱はどこから来るのか、幸せはどこから来るかを気付かせてくれることであるとしている。

印象的な英語表現:

  • I have come to believe that coming true is not the only purpose of a dream. Its most important purpose is to get us in touch with where dreams come from, where passion comes from, where happiness comes from.
    • 夢の存在意義は、実現することだけではなく、夢がどこから来るのか、情熱はどこから来るのか、幸せはどこから来るかを気付かせてくれることであるとしている。

取り上げた理由:

多くの小学校や中学校では、本を読む時間が多くある。その様な時間が多い理由は学力の向上の為だとされているが、私は読書には他の目的も含んでいると考えている。例えば、自分を見つめ直すという目的だ。本に出てくる登場人物と自分を比較したり、本から自分になかったアイデアを貰ったりして自分を見つめ直すことができると思う。私が実際小学生の時にアンネ・フランクの伝記本を読んで、彼女の様に身を隠す必要性もないし、強制的に労働させられることもない。よって今の自分は彼女から見たら、とても幸せな生活を営んでいるのだろうなという客観的な視線を得られた。また人種差別の酷さを幼きながら感じた。だから、私は本を通して得られることは学力、読解力といったことだけでなく、自分の将来の為になる方針を見つけたり、自分を見つめ直すきっかけになったりすると考えている。その考えをこのTED talkを用いて、生徒の心に留めさせておくことで、「読書」というものの存在意義を持ちながら、より深い意味を持った「読書」をする様になるのではないだろうかという期待を込めてこのtalkを選んだ。因みに、そこまで難しい単語を使っていなかったのも理由の1つである。

How books can open your mind by YJ

内容紹介・印象的な英語表現・取り上げた理由:

私は、リサ・ブーの『読書で心が広がる』という演説を生徒に紹介したいと思う。この演説では、本の魔法についての素晴らしい彼女の話を通し、読書へのユニークな向き合い方を紹介している。

リサ・ブーは幼少期の頃、歌手を目指していた。しかし、文化革命期を生きた両親が生涯、幸せになるために彼女に進めたのが、安定した高収入の職であった。周りの大人たちに反対され、幼い頃の夢を諦めた彼女が新たな夢を探すために頼ったのが、本であった。自立した女性になるために、効率の大切さを学ぶためになど、彼女は様々なことを本から学んだ。そしてその後、アメリカへの海外留学をして彼女が最初に読んだ本は、中国で販売が中止されていた聖書だった。そこで読んだ十戒中の第五戒にある、「父と母を尊敬しなさい。」という言葉は彼女を変えたそうだ。この言葉によって、彼女は儒教の縛りから解放され、親との関係をやり直すきっかけを作ることができたと言う。彼女は、本から文化の違いを知ったのだ。そうして、彼女はさらにたくさんの新しい文化に触れるために比較読書の習慣を始めた。比較読書をすることで、同じ内容でも違う視点から物語をより広くとらえることが出来る。よって、新しい発見がある上に物語の内容を完璧に把握することができるのである。そうして彼女はたくさんの本に触れたのだった。そんな彼女の演説で、私が印象に残った表現は、”Books have given me a magic portal to connect with people of the past and the present.”である。「本は、過去と現在を繋ぐ魔法の扉を与えてくれる。」この表現を聞いて確かにそうだと思った。過去の人は、未来の人に伝えたいことがあるから書物に残す。その本を今生きている人が読むことで、過去の人が伝えたいことを時を越えて知ることが出来るのだ。さらに、その過去の人の思いがリサ・ブーのように今を生きる人を変えることだってあるのだ。そう考えると、まさに本は過去と現在を繋ぐ魔法の扉だと考えることが出来るのではないか。本から学ぶことは、読者に新しい知識だけでなく、将来の可能性も与えると思う。リサ・ブーは本を読むことで、新しい目的、情熱を見つけることが出来て幸せに毎日を過ごしているそうだ。彼女は、夢の目的は実現することだけでなく、夢はどこから来るのか、また情熱や幸せはどこから来るのかを気づかせてくれることだと述べていた。それらを気づかせてくれるきっかけを与えてくれたのが本だったとも。私がこの演説を生徒に紹介したいと思ったのは、生徒にたくさんの本に触れてもらい、将来の可能性を広げてほしいと思ったからである。もちろん、そのために本から様々な知識や考え方を得ることも大切だ。リサ・ブーは、本に触れ、知識を身に付け、新しい目的を見つけた。本を読むことで、将来の可能性は無限に広がるだろう。子どもたちにはより広い視野をもって世界を見てほしい。広い視野を持つことで、日々の生活には常に新しい発見があり、より充実した毎日を過ごすことが出来るだろう。

Who are you, really? The puzzle of personality by MM

内容紹介: 

私が紹介するのは、Brian Little による”Who are you, really? The puzzle of personality”というスピーチである。

人格心理学を用いて、人々の性格を解析する。人格科学で影響力のあるアプローチ方法は「特性論」と言われている。また、人を外向型人間と内向型人間に分けると、大きな違いが生じる。例えば、外向型人間は刺激を求めているのに対し、内向型人間は刺激の少ない場所にいることを好む。では、人は同じタイプで分類できるのか。いや、そうではない。私たちは誰かと似ているようで誰とも同じではない。自分らしさがあるからだ。その自分らしさとはどこで生まれるのか。その人が大切にしている活動「コアプロジェクト」を進行させる。そのための行動(自由特性)が重要である。そこにはパーソナルプロジェクトが生まれ、その人らしさが現れる。だからこそ、あなたが人生で大事にしているものは何ですか、と尋ねるべきだ。

印象的な英語表現:

  • Tom rolled his eyes and he said, “Brian, that’s what I said: he’s an asshole!”
    Roll one’s eyes.

    • 「(目を回して)呆れる」という慣用表現と、asshole「むかつくやつ」とい うネイティブらしい単語が印象的だった。加えてこの文章を言う時の話者の話し方が絶妙 に上手でスピーチの中でも面白いポイントとして作られているから。

取り上げた理由:

私がこのスピーチを選んだ理由は、単純に何回聞いても面白いからである。学問的な意味でも深く考えさせられるものである。自分らしさというのをどのように作り出すのか、どのような場面で現れるのか。普段考えたことは無いけれど必ず直面している問題だ。そして、それを分かりやすく例を用いて話していること、クスッとなり話に飽きさせないような構成になっていることがこのスピーチを選んだ理由である。

Why do whales sing? by SY

内容紹介: 

水中でのコミュニケーションは困難であるが、水中では光や臭いでの伝達はうまく伝わらず、空気中よりも水中の方が音の伝わる速度が速いので、クジラなどの海洋哺乳類は、発生に頼って通信している。クリック音、パルス音、ホイッスル音、うめき音、ボイン音、叫び声など様々な音を使い分けて、水中交響曲を奏でている。クジラの歌のパターンは多様であるが、歌の長さもまた多様である。何度も繰り返し歌を歌うことができ、ある記録ではザトウクジラが22時間歌い続けたという。では、なぜクジラたちは水中で歌うのか。正確なところはまだ解明されていないが、推測されるところによると、歌の歌い手はオスのクジラであり意中のメスを引き付ける、または、自分の領土に侵入してくる他のクジラを阻止するためではないかと考えられている。クジラたちが歌うことを研究することで、クジラたちの生態について深く知るということにつながるが、このような人間活動により生み出される騒音公害によってクジラたちの生息地が狭まりつつある。本当にクジラたちを理解するということはどういうことなのか、考えてみたいというような内容である。

印象的な英語表現:

  • If the whales can keep singing and we can keep listening, maybe one day we’ll truly understand what they’re saying.
    • これは、この動画の最終文であり、singingとlisteningの韻を踏んだ文で、人間とクジラの今後を指し示すような文であったので、リズム的にも意味的にも印象に残るものであった。

取り上げた理由:

TEDの動画にはたくさんの種類のものがあったが、誰かがスピーチしているのを聞き取るというよりも、この動画のようにアニメーションを交えながら聞いた方が理解しやすいし、内容が頭に入ってきやすいと思ったので、これを取り上げた。また、内容もとても興味深いもので、印象的な英語表現で取り上げた文を用いて、「これから人間とクジラが共生していくためにはどうしたら良いか」などを考えるといった展開も作ることができると思った。人間は会話をしたり、ジェスチャーをしたりして他の人とコミュニケーションをとることができるが、クジラたちのコミュケーション手段としての「歌を歌う」というのはどういうものなのか、比較的聞き取りやすい英語から学ぶことができると思うので、効果的な学習として生徒に紹介したいと考えた。

How to fix broken school? Lead fearlessly, love hard by MS

内容紹介: 

Lindaさんが校長に就任したのは貧困地域の学校だった。その学校は暴力、薬物の持ち込みが行われていた。さらに、4年で校長が4人変わっている、68%の生徒しか定期的に通学していない、テストの結果が他の学校よりも飛びぬけて悪いなどの問題を抱えていた。そのこともあり、この学校は常に危険な学校のリストに入っていた。その中Lindさんは校長に就任し、大改革を行う。その結果は、常に危険な学校な学校のリストから除外され、テストでは数学と国語で100%以上向上させた。このような改革を行う中で大きな3つのスローガンがあった。

「リーダーが先頭に立て」

「だから何?それがどうした?」

「あなたを愛しているという人が誰もいない日にはいつだって私が言う」

Lindaさんはどのような改革を行ったのか、そしてLindaさんの強い思いやメッセージが伝わってくるはず。

印象的な英語表現:

  • My reward for being non-negotiable in my rules and consequences is their (students) earned respect.(私のルールに交渉の余地を持たせない規則や罰則などを行った報酬は生徒からの尊敬だ。)
    • Lindaは改革を行うために生徒に厳しい規則と罰則を決めた。この思い切った結果に生徒からの尊敬を得られたことに感動し、一番強いメッセージを感じた。

取り上げた理由:

日本ではここまでひどい学校はないかもしれないが、いじめやその他の問題をたくさん抱えている学校は多い。そういった中で、Lindaさんの行動力や人間性はとても参考になると感じた。また、教育問題だけでなく貧困問題や治安についても改めて考えさせられるため、教育に興味がない人でも十分に楽しめると感じた。

そして、Lindaさんの1つ1つの言葉に強い気持ちが感じられ、いかに日本、自分が恵まれているのか痛感する。

最後に、パワーポイントをこれほどシンプルにし、感情に訴えかけているプレゼンはないと感じた。

How can we support the emotional wellbeing of teachers by KS

内容紹介・印象的な英語表現・取り上げた理由:

I want to recommend a talk, “How can we support the emotional well-being of teachers?” The talker is Sydney Jensen, an educator. She asks, “She support heart of children, but who support teachers?” She says the tough part about teaching is “secondly trauma” or “compassion fatigue” from children’s talking. According to her, teachers will be sick of mind reluctantly, they leave the work by the tough. For teachers, the whole of school should try to support them. She earnestly talks by experiences of her.

The impressive expression for me is “Every now and then, we all just need a little help holding the stapler.” People can feel “I’m not alone,” by just a little saying something. I think this expression compare connection of people to stapler. It applies to all people not to mention teacher, so I chose impressive expression.

The reason why I chose this talk is that the idea should be adopted to Japan. I study at university not only specialized subject but also phycology of children and the problem of modern education to be a teacher. However, when I actually commune with children, I think I can’t handle with knowledge I have. In spite of the differences of children’s background, the teacher can lead only one life. The more teachers try hard to deal with various situations told by children the more their health of mind grow weak. I think if there are places that the person who people depend on can rely on, it can gives good effects to teachers and children. Furthermore, an environment that teachers can work with pleasure is essential if we hope bright future on education industry in Japan.

This talk is for teachers, so you may be surprised. But I want to tell you that you will be able to a “stapler” to help someone. I think you feel happy when you are spoken to people about yours. In the same way, a little action will become big power for people. You will try your best to support a person: For example, your friends, your family, and people who live in your city and your teacher. We link everyday like chain. I want to understand the point by the talk.

Prepare for a good end of life【良い終わりのための準備】 by OY

内容紹介: 

良い終わり(最期)を迎えるために、ジムとシャーリー夫妻の最期を例に説明している。良い最期を迎えるために必要な準備は五つある。それらは、「最期の計画を立てること、意思を代理してくれる人を探すこと、病院への備えを確実にしておくこと、介護者を選ぶこと、最期に聞きたい言葉を決めておくこと」である。これらを実行することで、最期を迎えることに対し恐怖感を抱く人もおそらくいるであろう。しかし、そのような恐怖感は準備をすることによって和らぐし、生活の質も向上していく。

印象的な英語表現:

  • quality of life can remain high
    • 無生物主語、助動詞、単語の並びという高校英語で重要な要素が詰まった表現だと私は考える。また、生活の質が主語になっていて、おもしろいと思う人は数人いると私は感じる。そして、受験で自分の考えを述べる英作文を書く際に、テーマによるが、これをまるまる覚えておけば使えると私は考える。
  • In both cases, last days are about quiet reassurance.
    • 訳は、「どちらの場合でも、最期の日々は静かで安心させてほしいものである」となる。Aboutという単語だけで、させてほしいという意味を持つことを知った。また、quietとreassuranceの間にandという単語が隠れていると私は考える。そこから、この中には何が隠されているかという問いを立て、生徒に取り組ませるのもよいと感じた。

取り上げた理由:

私がこの動画を選んだ理由は三つある。まず一つ目は、この動画の内容である。よりよく最期を迎えるための準備という少々重いテーマではあるが、まだ死を近くに感じることが少ないであろう生徒にこの動画を見せることにより、今生きていることは当たり前ではないこと、1日1日の大切さを実感させることができ、今後の生徒の生き方に大きな影響を及ぼす可能性があるからだ。二つ目は、使われている単語である。この動画で使われている単語は難易度が高くなく、リスニングに使用できるレベルであると共に、すぐに理解しやすい。そのため、授業の導入でもこの動画は使用することができると私は考えた。三つ目は話者の姿からスピーチをする際に重要なことを学ぶことができるからだ。この動画の話者は、一番伝えたい文、言葉を大きくはっきりと述べ、様々な方向を向き、聞き手の顔をよく見ている。そのような姿を生徒に見せれば、少しずつスピーチの力がつくと考える。以上の理由から、私はこの動画を選んだ。

Mother Teresa Acceptance Speech by YJ

内容紹介・印象的な英語表現・取り上げた理由:

私が先生として生徒に紹介したいと思うものはマザーテレサの演説である。彼女は聖書が教えるキリストの愛を実践し、その功績をたたえられ、1979年にノーベル平和賞を受賞した。そんな彼女のノーベル平和賞受賞記念講演会の演説は、非常に心打たれるものだった。私は、この演説を通して日本の子供たちに愛と思いやりの形について考えてもらいたいと思った。

マザーテレサは、イエスの教えである「人を愛すること」を特に重要視していた。互いに愛し合うことで平和が訪れるだろう。そういった考えに基づき、彼女は数々の貧しい人に愛を与えてきた。そんなテレサの演説で、私は、「The poor people are very grate people.」という英語表現が印象に残った。「恵まれない人々は、本当に素晴らしい人たちです。」という表現はこの演説で何度も使われている。始めにこの言葉を聞いたときは、恵まれない人々の何が素晴らしいのかと疑問を抱いた。しかし、テレサの体験談を聞き、まさにその通りだと思ったのと同時に愛と思いやりについて深く考えさせられた。

ある日、テレサは4人の路上生活者を施設に保護した。そのうちの1人の女性は体の状態が悪く、テレサは愛の限界を尽くしたが後に帰らぬ人となった。その女性はベッドに寝かせられると、美しいほほえみを浮かべ、テレサの手を取って「ありがとう。」と、そう言って息を引き取ったのだった。もし、自分が女性の立場だったらと考えると、お腹がすいたとか、死にそうだとか、痛いとかそんなことを言っただろうとテレサは述べた。確かに、誰もが死を恐れ、生きたいと願っている。そんな中で自分ではなく、他人のことを考えている余裕は、私だったらきっとないと思う。しかし、女性はテレサに感謝を込めた愛を残して亡くなったのだ。そのことにテレサは、女性に対し、感動を覚え、偉大さを感じたと言う。

また、テレサが語ったことの中には、分かち合う喜びについてのものもあった。テレサが、飢餓に苦しんでいる家族に米を与えると母親はその米を分け、自分たちが空腹で飢え死にそうな状態にも関わらず、隣人に米を分け与えたという。そんな母親を見て、子供たちは分け与える愛情が自分たちの母親にあるのだという喜びを共有していたのだった。有り余っているものから分け与えるのではなく、自己犠牲の精神から分け与えることに驚きを覚えたとテレサは述べているが、私も同様だ。苦しんでいるときに自分のことだけでなく、周りの人のことまで考え、愛と喜びを与えることができる人たちは、まさに「本当に素晴らしい人々」だと思った。欲しいものが何でも手に入り、食べ物にも困らない、暖かい布団で眠ることができる、そんな今の時代を生きる子供たちに想像してみてもらいたい。今にもお腹がすいて飢え死にしそうなときに自分の食料を周りの人に与えることが出来るだろうか。それは本当に難しいことだと思う。しかし、インドやアフリカの人々はそれが出来るのだ。とてもすごいことだと思う。そういった愛の分かち合いが貧しい人たちを繋いでいるのである。私には、そうやって生まれた愛が一番温かいと思う。

今一度、子供たちに考えてもらいたい。それは、生きていくうえで最も大切なものは何か。当たり前に充実した生活を送ることが出来ている私たちは忘れてしまっているかもしれない。それは、愛と、思いやりである。テレサは思いやりのある愛は世界に平和をもたらすと述べている。人は常に誰かのことを思い、互いに支え合っていくからこそ、生きていくことに喜びを感じることが出来るのではないか。そのことは、どんな状況下の国でも誰一人決して忘れてはいけないことだと私は思う。

学ぶことは自由になること by UK

内容紹介: 

シャミーン・アクターは、パキスタンの村で幼少期を過ごした。彼女が幼い頃のパキスタンでは、女子は学校へ行くことも外で遊ぶことも許されておらず、一日中部屋の中にいるのが普通だった。シャミーンが生まれる前、両親は男の子が生まれることを望んでいたが、生まれてきたのは女の子だった。そこで、彼女の叔父は彼女が生後三ヶ月のときに彼女を男の子として育てることを決心した。男の子として育てられたことで、シャミーンは自由と自信を手に入れた。しかしそれと同時に、村の女性たちがとても不公平な扱いを受けていることに気づいた。その後も勉強を続け大学入学の時期になったとき、彼女はTRDPという農村地域に開発援助をするNPOの存在を知った。彼女はすぐに面接を受け採用された。TRDPの活動を通して、彼女はパキスタンの女性たちが直面する厳しい現実を目の当たりにした。そこで彼女は自分の力量を発見する。そこから彼女は家に送金を始めた。すると親戚や近所の人たちがそのことに気づき、教育の重要性を理解するようになった。そのころには他の親も娘を学校に行かせるようになり、今では彼女の村に学校に行かない女子はいなくなった。その後、彼女は自分の故郷に戻り教師として働きながら今も学び続けている。

印象的な英語表現:

  • I believe that without educating the girls, we may not make world peace.
    • 男の子として育てられ、女性がどれだけ不平等な扱いを受けているか身をもって感じたシャミーンだからこそ言えることだと思ったから。

取り上げた理由:

今の日本では中学校まではすべての子どもたちが通うことができ、その先の教育を受けるときにも女性だからといって差別されることはない。しかし、世界には女性だからというだけで外にも出ることができない子どもたちがいる。そのことを子どもたちに知ってもらい、“学ぶ”ことはとても大切で、学ぶことで自分の可能性をどこまでも広げることができるということを理解してもらいたいと考えたから。

ストレスと友達になる方法 by FA

内容紹介: 

ストレスは本当に健康を害するものか?

今回の話者、ケリー・マクゴニガルは、健康心理学者という立場から、ストレスは健康によくないと言ってきた。同様に考えている人も多いことだろう。彼女の話は、そんな今まで敵視してきたストレスに対する考え方が変わったというものだ。

アメリカでとある研究が行われた。その研究から、ストレスが死期を早めるのではなく、ストレスが体に悪いと信じることが死期を早めるということが分かった。この研究をもとに、死者数を推定するとアメリカにおける死因の第15位にあたることになる。彼女は、ストレスは健康によくないと言ってきたからぞっとした。たくさんの研究から彼女は、ストレスに対する考え方を変えることでより健康になれることを知る。

ストレスと上手く付き合うことでストレス反応は健康的なものとなる。ストレスに対しての考え方を変える。他人を助けることに時間を費やす。このようなことで、自分がもっと健康に生きられる。死亡率を下げることができる。ストレスに対しての考え方を変えるきっかけになる話である。

印象的な英語表現:

  • I have a confession to make.
    • 告白しなければならないことがあります。
  • Stress makes you social.
    • ストレスはあなたを社交的にします。

取り上げた理由:

取り上げた理由は2つある。

1つは、自分が知らなかった、知ることができて良かったという話の内容であったことだ。この話を知っているか知らないかで、今後のストレスとの向き合い方が大きく変わる。自分の人生に大きく影響を与えると思った内容だった。生徒たちにもぜひこのことを知ってほしいと思い選んだ。

もう1つは、英語の面についてだ。この話は比較的簡単な英単語が用いられている。難しすぎる英単語ばかり用いられていると聞く気力をなくしてしまうため、そうではないこの話は聞きやすい。またこの話者は、アメリカ出身である。私たちが学習しているのはアメリカ英語だから、分かる単語を聞きとることの練習にもなると思ったため選んだ。

「名誉の殺人」から女性を守る為にどう動くか by SM

内容紹介: 

「名誉の殺人」とは婚姻拒否や婚前・婚外交渉、駆け落ちや自由恋愛をした女性を家族の名誉を汚すものとして親族が名誉を守る為に殺害する風習のことである。パキスタンの女性は幼くして結婚や第二婦人となることを余儀なくされ、また、暴力などのひどい扱いを受けることがある。パキスタン出身の貧しい町で暮らすカリーダ・ブロヒは親の賢明な判断から学校に通うことを許され、現代的な街と自分の村の伝統的な暮らしを行き来する生活を送った。ある日、ブロヒは「名誉の殺人」によって親友が亡くなったことを聞かされる。この出来事から18歳のブロヒはこの風習を反対する運動を始める。しかし、何世紀も続く慣習に異議を唱えているとして故郷から思わぬ抵抗を受けた。それでも、ブロヒは故郷の女性を救うために女性一人一人が力強く生きるための術を伝える活動を続けている。ブロヒの本当にやりたいことは10万人の女性に手を差し伸べることである。

印象的な英語表現:

  • Or that dark night when I was 16 when three little kids had come to me and they whispered in my ear that my friend was murdered in something called the honor killings.
    •  16歳だった時のあるくらい夜3人の子供が私の元に来て耳元でこう囁きました。あなたの友達が「名誉の殺人」とやらで殺されたよ。
  • I got to see the beautiful tradition and magic fade in front of me when I saw that the birth of a girl child was celebrated with sadness, when women were told to have patience as their main virtue.
    • 美しい伝統も目にしましたが、その魅力も女の子が生まれたら落胆されることや、女性は忍耐が美徳とされることで消えていきました。

取り上げた理由:

生徒に聞いてもらうとしたら生徒の心を惹きつけ、簡単には忘れられないような内容が良いと考えた。そのため、為になる知識や考え方を教えてくれる話よりも実体験に沿った話を選んだ。まず,生徒が飽きないように5分程度の短いものを選ぼうと考えたが「名誉の殺人」という題名に惹かれ18分のこの動画を視聴してしまった。内容が私たちの日常とかけ離れすぎていて、また、私と歳の変わらない女性の行動力に驚くことばかりで18分間飽きることはなかった。そして、世界に根強く残る伝統的な習慣の是非や女性の立場や貧困問題について考え、世界に視野を広げるきっかけになると考えたため、この動画を選んだ。

キャンディ・チャン「死ぬ前にしたいこと」 by KY

内容紹介: 

TEDフェローでアーティストのキャンディ・チャンは、アメリカのニューオーリンズという町に住んでいた。この町は、アメリカの中で空き家が一番多い町だった。ある日、彼女は母親のようだったジョーンという女性を亡くし、死について考えるようになった。以前から近所の人とより深い関係になるためにどうすればよいかを考えていたチャンは、この出来事をきっかけに、友達の力を借り、空き家を伝言板に変えて、「死ぬ前に私は~~したい」というような穴埋めの問いを書いて、通りかかった人が誰でも書けるようにした。これによって、交流がなかった人々の間で考えの共有が行われるようになり、人々のつながりを増やしていきたいと考えていたチャンにとってかけがえのない経験となった。その後、彼女はこれをツールキットにして、同じようにコミュニティを広げたいという世界中の人や地域に送り、世界中にこの活動を広めた。

印象的な英語表現:

  • the wall was entirely filled out , and It kept growing.

取り上げた理由:

内容が生徒自身にも考えてもらいやすいテーマのもので、取り上げた後、スピーキングなどを通し考えて発表する形の活動につなげやすいと思った。オリジナルの伝言板を作ってクラスに置くなど、面白い活動ができそうだと考えた。

Before I die I want to … by KK

内容紹介: 

私が選んだのは、キャンディ・チャンさんの「Before I die I want to…死ぬ前にしたいこと」というプレゼンです。彼女はアメリカのニューオーリンズ州に住んでいて、とても賑やかなこの町が大好きです。この町は美しい景色も多いですが、その反面、空き家の数がアメリカで最も多いのです。彼女は2009年に大切な人を亡くしてしまいました。ジョーンと言う名の女性で、彼女にとっては母のような存在でした。予期しない突然の死で、彼女はひどく落ち込みました。それから彼女は「死」についてよく考えるようになり、自分に与えられた時間をありがたく感じ、自分の人生にとって大切なものとは何なのかをはっきり見据えるようになりました。彼女は以前から「周りの人」の大切さについて考えており、公共の場で近所の人と多くのことを共有できないか試してきました。そこで彼女は、ニューオーリンズの空き家の壁を使って、町の皆と意見が共有出来る大きな伝言板を作ったのです。伝言板には、「死ぬ前に私は__したい」という穴埋めをたくさん書き、チョークを置いておきました。するとそのすぐ翌日には、近所の人の思いが壁一面に書かれていました。

死ぬ前に私は、海賊として裁かれたい。だとか、彼女をもう一度抱きしめたい。だとか、本当の自分になりたい。だとか、いろいろなことが書かれていて、彼女はそんな皆の意見を見て、大笑いしたり、涙を流したりと、つらいときにも慰められたそうです。自分は一人じゃないんだとわかったそうです。

今ではこの伝言板は人気になり、カザフスタンや南アフリカ、オーストラリアなど、様々な国にも作られています。

この経験を通して彼女は、人との関わりの大切さを再確認すると共に、「死」について考えることはマイナスなことじゃなくて、死に備えることはこれ以上なく力を与えてくれることだと気づきました。「助け合い」と言うものは想像以上に我々の人生を豊かにしてくれるものなのです。

印象的な英語表現:

  • Two of the most valuable things are time, and our relationships with other people.(私たちの持つ一番大切なものは、時間と他の人との関わりです。)

取り上げた理由:

この言葉には、彼女が自信の経験を通して実感した思いが強く現れている気がしたから。自分に残された時間を考えて生きることは少々恐ろしくて普段することはそうないが、それを考えて生活してみると、自分の人生をよりよい方向に導くことが出来るのかもしれない、と思った。私は、もし死ぬことになったら、死ぬ前に一度、大笑いしたいと思っています。楽しかったと胸を張れる人生を歩みたいです。皆の考えも聞いてみたいものです。

先生と子どもたちのカンケイ by NN

内容紹介: 

先生と子どもたちは、ただの「教える」「教えられる」の関係なのか。

そうではない。子どもは嫌いな人間からは学ばない。教育において、子どもと先生の人間関係が重要なのである。彼女の母は教師だったが、母の葬儀には多くの教え子が詰めかけたという。彼女の母は、子どもたちとの大切な人間関係を、遺していったのだ。

もちろん先生にとって苦手な生徒もいるだろう。そんなときには先生は「役者」になるのだ。子どもに苦手だと悟らせない。それこそが人間の「つながり」だと彼女は述べる。

子どもたちが力を存分に発揮できるように、私たち大人は子どもを見捨てず、味方になって、その子どもとのつながりを大切にしなければならない。

印象的な英語表現:

  • I am somebody. I was somebody when I came. I’ll be a better somebody when I leave.(私は重要な人間です。もともと重要だったけど、もっと重要な人間になります。)
    • Somebodyという単語を聞くと、「どこかの誰か」という感じがしていたが、ここでは重要な人という訳し方をしていて、面白いと思ったから。

取り上げた理由:

高校生に見てほしいと思ってこの動画を取り上げた。学校において人間関係は避けては通れないことだが、それについてたくさん悩み苦しんだり、一方で助けられたりすることもある。この動画を通して、自分の人間関係、人との接し方などについて考えてもらう機会を作れると考えた。そして純粋に、私自身がこの動画に共感したので、取り上げることにした。

Rita Pierson: Every kid needs a champion by NR

取り上げた理由:

教師になろうとしているため子どもに対してどのように接すれば学習のモチベーションを高め、維持させることができるのか知りたいと思っていました。そこでmotivationで検索をかけた結果、このRitaさんのスピーチを見つけることができました。

内容紹介: 

リタさんは長年教師をしてきていて、彼女の親も祖父や祖母も教師をしていました。そのため彼女は教育に対して様々な視点から目を向けることができていました。そこから彼女は生徒の中退や生徒が勉強をしない原因は貧困や出席日数の少なさ、悪い仲間からの影響などであることが分かったが生徒にとって一番大事なことは人間関係であるということを理解しました。先生側の生徒への接し方としては、ちゃんと生徒たちに謝れるようになることや生徒に自信をつけさせるようにすることが大切です。彼女が生徒に自信をつけさせたエピソードがあります。彼女が生徒たちに20点満点のテストをした際に2点しか取れない生徒がいました。しかし彼女は大きなにっこりマークとともに+2と書きました。なぜ-18と書かなかったというと全部間違えたわけではなくて、2点分はとれたということに対して自信を持ってほしかったからだそうです。この考え方が素晴らしいなと感じました。最後にリタさんは教師のあるべき姿として子どもを見捨てずに、彼らの力を最大限に引き出すことができる強い味方であるべきだと述べていました。

印象的な英語表現:

  • You see, “-18” sucks all the life out of you. “+2” said, “I ain’t all bad.”
    • 吸うという動詞を使って人生が終わったような意味を伝えているところが興味深かったです。

How playing an instrument benefits your brain by KM

内容紹介: 

音楽家が楽器を演奏するときは、一見冷静に集中して楽譜を読み性格で訓練された動作をしているように見えるかもしれないが、実はそうではない。ここ数年の神経科学の大きな飛躍によりFMRIPETスキャナーで脳をリアルタイムで監視しそれがどのような働きをするのか研究することが可能になった。そして研究協力者に音楽を聴いてもらったとき、その人が音の要素を音楽的体験へと統合する処理の過程で、脳の複数の領域が一度に明るくなった。さらに、音楽を聴く人ではなく演奏する人の脳を調べると、聴くときよりはるかに脳が活性化されていることが分かった。それは脳にとって全身運動にさえ匹敵するレベルである。その理由は、楽器を演奏すると視覚、聴覚、運動領域をはじめとした脳の全領域がそれに取り組み始めるためである。音楽を聴くことと演奏することの最も顕著な違いは、演奏には右脳と左脳の両方を使った緻密な運動能力が必要であるということだ。また演奏することで右脳と左脳の橋渡しをする脳梁の結びつきが強まり活性化しより早く多様なルートで脳の中の情報伝達が促される。したがって音楽家は学術的な面でも社会的な面でもより効果的・創造的に問題を解決するかもしれない。また音楽の演奏はその情感とメッセージを作り上げ理解することを必要とするため、音楽家の多くは、認知と感情の両面を同時に分析するといった優れた実行機能を持っている。これは記憶システムにも影響を与える。音楽家は記憶の形成・貯蔵・検索をより早く効果的に行い、記憶にタグ付けをすることでそれらを連動させるというような高度な記憶機能を見せる。また、現時点の研究では楽器の演奏を学ぶことの技巧的・芸術的側面は他の芸術活動とは異なっており、上にあげたような脳の効果は音楽特有のものであるということが分かっている。

印象的な英語表現:

  • When researchers got the participants to listen to music, they saw fireworks.

    • これは、人が音楽を聴いているとき、脳が活性化されているということが確認できたということを、「花火を見た」と表現している。実際にFMRIなどの機械で調べると活性化された箇所が明るくなるが、それを花火と表現するのが芸術的だと感じた。また、一度だけではなく複数回これと似たような表現が繰り返されており、そのたびに脳の状態がイメージしやすくなり視聴者に理解しやすいものとなっているように工夫されていると思った。

How movies teach manhood by NS

内容紹介: 

「私が父親として好きなことは、普段見ない映画が見れるということです」

スピーカーは4歳の娘と見た『オズの魔法使い』とのエピソードを導入に、映画における女性について話し始めます。多くのハリウッド映画が映画の中で女性にどのように振舞わせているかを述べ、アメリカでの女性への性的暴行に触れたうえで、最後に自分の娘に「スターウォーズの中で誰が一番好きか」を尋ねたのだと言いました。彼女はオビ=ワンとグリンダが好きだと答えます。そこから分かるのは、その少女が豊富な知識で主人公を導くキャラクターにあこがれを抱いているということです。

身近なヒット映画を交えつつ、映画で『女性』というロールプレイを強いることの何が問題化について感覚的に理解できる動画です。

印象的な英語表現:

  • You know, as a parent with the privilege of raising a daughter like all of you who are doing the same thing, we find this world and this statistic very alarming and we want to prepare them. (女性主人公女性に対する性的暴行のデータを提示したうえで)

取り上げた理由:

少し長いようにも感じましたが、子供たちがよく知っている映画の話題なのでこれを選びました。

この動画のスピーカーはフィクションにおける女性の扱いについて触れており、その際に「その映画で二人以上の女性が意中の異性以外の話題で会話しているかどうか」と問いかけています。

2012年の動画ですから当然昨今の映画事情とは大きく異なりますが、映画のあらすじやレビューをざっと見渡すと、確かにこういった傾向は少なからずあると感じます。このスピーカーは統計データを用いて説明した上で、決して映画やゲームが性差別に繋がっているわけではないが、それでも何かが間違っていると述べています。父親として、レンタルするビデオをキチンと選ばなくてはならない。

こういった話題は非常に難しいです。土煙を上げて戦うのが男らしい、スカートを穿いていれば女らしいという感覚はもう古いのでしょう。勤労が男性だけのものではなくなり、家事も女性だけのものではなくなっています。だからこそ、父親は息子がヒロインの人格に共感できる映画を見せるべきだというメッセージにはとても共感しました。生徒たちにも紹介したいと思い、選びました。

体の傷を早く治す方法 by MT

内容紹介: 

現在は交通事故にあったり、手術をすると人間は何週間も入院する。しかし世の中にはあっという間に体の傷が再生してしまう生物が存在する。トカゲは尻尾を再生できるし、サンショウウオは手を元通りに治すことが可能である。

それは免疫システムの働きである。筋肉繊維の再生テストの際に損傷した筋肉の周りには免疫システムが大量に存在していることが分かった。そしてその大部分がヘルパーT細胞というものであった。例えば子供が鉛筆を折ってしまったときにセロハンテープでくっつけることもできるけどそれは最も効率的な方法ではないし、傷跡も残ってしまう。

それと同じようにヘルパーT細胞がないと健康な筋肉の代わりに筋肉の内部に脂肪細胞が作られる。筋肉の内部に脂肪細胞が存在すると筋肉はどうしても弱まってしまう。

つまりヘルパーT細胞以外の免疫システムを発見して、体内に働きかけることで人間は体の傷ついた部分を再生させることが可能である。

具体的な方法はまだ研究中ではあるものの、免疫の組み合わせが密接に関係していることは言うまでもない。

印象的な英語表現:

  • It might not be in the most functional way.
  • Our muscle develops fat cells inside of it.

取り上げた理由:

保健分野に興味があって英語で学べることに魅力を感じた。運動をしているので体の怪我をしたときにどういった対処をすればいいのかを学べると思ったから。

How to find work you love: 好きになる仕事はどうしたら見つかるのか by NM

内容紹介: 

「やらずにいられない仕事はなんですか?」とスコット・ディンズモアは問いかける。スコットはフォーチュン500[1]に入る企業に大きな志を持って入社した。しかしそこで待っていたのはコンピューターに頭を打ち付けたくなるような日々だった。そんな日々を過ごす中で彼はある言葉と出会う、ウォーレン・バフェット[2]の「履歴書に箔を付けるために職に就くなんてセックスを老後のためにとっておくようなものだ」という言葉に。この言葉を聞いて二週間しないうちに大きなことをするために辞職した。スコットはこのような経験から、好きな仕事をしている人と仕事を楽しめていない人との間にどんな違いがあるかを考えるようになった。そうやって考えていく中で、スコットは自らを体現する仕事をしている人たちに共通する3つのことがあることに気づいた。

まず1つ目は自分についての専門家となり、自分を理解することだ。自分が何を求めているかわからなければそれを手に入れることも当然ない。自分を理解する際の指針としては、自分固有の強みが何かみつけること、自分が決断する枠組みや基準が何かということ、自らの経験といったものが挙げられる。自分の強みや自分の気にかけること、経験上自分に何ができるのか、自分が出会ってきたアイデアといったことをまとめれば自分にとって何が成功なのかを見極めることができる。こうして自分を知ることで、チャンスを逃すことなく自分が情熱を燃やせるものを実践できる。2つ目は自分の限界を押し広げるようなことをすることだ。自分が不可能と考えるものに挑戦し、それを達成することで、やれると思うことを少しずつ広げ、自信を高めていくと自分の世界が変わっていく。3つ目は情熱的な人々の周りに身をおくことだ。可能性を触発してくれる人々の周りに身を置くことで自分の中の基準が変わっていくだろう。どうにもならないことは多くあるが、この3つは100%自分で制御できる。自分でこうだと決めてしまえば、自分の世界をまるで違うものにできる。やらずにはいられないものを世界中の人々が見つけ、実践できれば世界は変わっていくだろう。

[1] アメリカの経済誌fortuneが毎年発表している、グローバルの企業を対象にした収益を基にしたランキング。

[2] 世界でもトップクラスの投資会社のバークシャー・ハサウェイの会長兼CEOを務める人物

印象的な英語表現:

  • We end up in the situation we have that scripted life that everybody seems to be living going up this ladder to nowhere. (どこへもたどり着かない梯子をみんなで登り続けているようなレールの上の人生を歩むのがオチです。)
    • Scriptは台本や脚本といった意味だがここでは過去分詞で原稿のあるといった意味から転じて「レールの上の」と訳されていて面白いなと思った。

取り上げた理由:

自分が高校教員になりたいと考えており、高校では進路について生徒と一緒に考えていくことが多くあると考えられる。教師になったら生徒には自分が進んでよかったと思える進路に進んでもらいたい。授業内で少しでもこうして進路について関わることをすることで、進路について考える機会が作れると良いだろう。内容も自分の本当にしたいことは何なのか考えるものになっていて、最近はやりたいことがわからないという子も少なからずいるのであっているのではないかと思った。

参考Webサイト:

How to find work you love by MH

内容紹介: 

世の中の8割の人々は誰かに勧められた仕事を平然としている、つまり自分がやりたい仕事ができていない。やりたい仕事を見つけるためには、自分についての専門家になり自分を理解することが必要だ。さらにそのためには3つの指針がある。一つ目は“自分特有の強みを見つけること”だ。その強みとは利益目的でなく、そのために朝起きれたり、それをすると人に感謝されたりすることだ。その強みを見つける1つの手段として“Strength Finder 2.0”という本が有効である。二つ目は“自分は普段何によって決断しているのかを知ること”だ。例えば、人間関係、家族、健康なのか、はたまた物事を達成することなのか成功させることなのか、などである。これによって自分の魂は何であるかが分かる。三つめは“経験”である。何が好きで何が嫌いか、何が上手で何が下手か、などを理解し、後の人生で役立てる。ここでは、あくまで“役立てる”ことが重要であり、そのためには経験を振り返る時間が必要である。また、ここでの“経験”とは、他人を見て、あんな風になりたい、などと思うことも含まれる。それに関しても、振り返り、整理しておくことで、頭の中はアイデアの宝庫となる。この三つの指針に基づくことで、自分にとって何が成功なのかが分かり、様々なチャンスを逃さずにすむ。すると自然と、好きな仕事も見つけることができる。

また、好きな仕事をしていない世の中の8割の人々は、好きな仕事に転職する、すなわち新しいことを始めるとき、それを妨げるものがある。代表例として、自分にはできないと思い込んだり、周りの人に無理だと言われたりすることだ。それに対してできることはまず、“自分はできる”と思い込むことだ。確かにこれは難しいが、言い換えると、自信をつけていけばよいのだ。小さいことでも普段はやらないことにチャレンジするとよい。良い例がダイエットだ。こういう小さいことから達成することで、自信がついてくる。周りの人に無理だといわれるなら、自分の身を置く場所を変えればよい。情熱的、すなわち様々な新しいことを達成している人々の中に身を置けばよいのだ。何かを達成できないとき、人や環境のせいにするのは好ましくない。なぜなら、その人と一緒にいるのも、その環境に身を置いているのも、自分が選択したことだからだ。自ら、刺激をくれる人々の中に身を置き、自ら、環境を管理することで、自分のやりたいことを達成できるようになる。すると、やりたい仕事にも就くことができるようになるだろう。

印象的な英語表現:

  • You’re doing work that embodies who you are.

取り上げた理由:

好きな仕事を見つける方法という生徒も興味を示しやすいであろうタイトルと進路選択や人生の岐路に立った時の助けになりそうな考え方が含まれていたから。

How I fail at being disabled by OK

内容紹介・印象的な英語表現・取り上げた理由:

今回は、スーザン・ロビンソン氏の「障害者におさまりきらない私」というスピーチを紹介したいと思う。私は特別支援教育専攻に所属しており、実習やボランティア活動などで多くの障害のある子どもたちや大人の方と触れ合う機会があり、私はどこまで支援やサポートをしていいか悩んだ。そこで今回のTEDのレポートがあり、先天的な弱視をもつスーザン・ロビンソン氏のスピーチを見つけとても心に響いた。早速紹介する。

スーザン・ロビンソン氏は治療も矯正もできない、遺伝的な弱視をもって生まれてきた女性。スピーチ全体を通してユーモアな雰囲気で話しており、冒頭ではモニターに自分の母親だと言いアジア人男性の写真を出し、ハグする寸前に気づいたと自虐的に自分の弱視について説明していた。次に彼女は、”I am legally blind, though I prefer “partially sighted” because it’s more optimistic”と話している。この表現に彼女の自身の障害に対する考え方が詰まっているように私は感じた。障害を障害として捉えず、1つの個性として捉える考え方をもつことができることはそんなに簡単なことではない。さらに彼女は「障害者」「健常者」という表現を嫌っている。その理由として、その両者の言葉を使うことによって私たちが無意識のうちにもっている障害に対する偏見が伝わってしまうことに加え、彼女がこのスピーチを通して最も伝えたいことでタイトルにもなっている「障害者」「健常者」という枠におさまりきらないで欲しいということだと私は感じた。その枠におさまらないために、スーザン・ロビンソン氏は5つのポイントをこのスピーチで私たちに伝えている。そのポイントは①自分のスーパーパワーを知ること②間違えることによって高度なスキルを身につけること③誰もがどこかに障害をもっていることを知ること④他人の障害を指摘すること⑤大胆な目標を探求することの5つを挙げている。具体的にその内容をみていく。①のスーパーパワーを知ることについては、どんな小さなことでもいいから自分の特技や長所を知ることがとても重要だと彼女は話している。彼女自身の話として、彼女はわずかしか見えないかわりに、視覚的情報にとらわれずに物事を考えることができることが彼女のスーパーパワーだそうだ。この5つのポイントの中で私が気になったのは③の誰もがどこかに障害をもっていることを知ることだ。確かにこういった考え方をしてみると、身体が硬いことや字が汚いこと、足が遅いことなどもある種の障害として捉えることができ、そうすると誰もが多かれ少なかれ障害をもっていると考えることができるだろう。このような考え方が一般的に浸透することによって、スーザン・ロビンソン氏がこのスピーチを通して伝えたいことである「障害を障害として捉えず、1つの個性として捉える」ができるのではないか。

このTEDのスピーチを見て、障害のある人と関わっていく時は、障害という負のイメージではなく、それぞれの個性として接していきたいと感じた。

How autism freed me to be myself by MK

内容紹介・印象的な英語表現・取り上げた理由:

I chose “How autism freed me to be myself”from Rosie King for just a reason that I major special needs education.

I would like to talk about what she talked about.

People are afraid of varieties and want to be normal, which is the area they try to fit everything into a tiny little box.

Rosie is a girl with autism. There are lot of worlds in her mind for autism.

People tend to diagnose autism with really specific check-box descriptions. But in reality, there are variation as to what we are like. For instance her brother is nonverbal, but she loves to talk.  People often associate autism with liking maths and science and nothing else, but there are so many autistic people who love science, math and being creative. Such a classification is stereotypical, and often wrong. But it is not just with autism people, but also LGBTQ, POC people.

She said that she had vivid imagination because she was autism, which is not disability but ability, and she had imagination because she did not try to fit herself into a tiny little box, but sometimes problems happened. She had to emit power that she used for imagination, like running suddenly or screaming. some people did not like a girl who run suddenly during class, but she did not care about such people because she can identify good persons or bad persons for her.

By the way, what is normal? Is a normal thing so good?  If you praise your friend, do you use this phrase “you are very normal !!” No you use “you are extraordinary,” “you are out of the box”. If you want to make yourself better, you do not have to be normal, but you should be yourself, and take advantage of your individuality.

She appeared on a BBC documentary, in which she was writing books, and communicated with her nonverbal brother because she was autism. Autism was one of the individualities for her.

Finally she asked me a question. If you see people out of the ordinary, you should not blame, but celebrate uniqueness, and cheer every time someone leashes their imagination.

The most impressive phrase for me is “what is normal?” Recently racism is one of the biggest problems in the world. People discriminate people who are not normal, or different from themselves. But “what is normal?” From other people’s point of view, you are different from them. You do not have to care “normal”. It is because being different from other people is obvious.

How changing your story can change your life: Lori Gottlieb by NM

内容紹介: 

人は誰もが、自分の人生の信用できない語り手である。人が語ったり書いたりする出来事(=自分の物語)は正真正銘の事実ではあるが、その人のその時点での視点からのものでしかない。物語は状況によってつくられるのではなく、自分でどう語るかによってつくられる。視点を変えたり、物語の中でピックアップする要素を変えたりすることで自分の物語を編集し、物語の中で自分を被害者ではなくヒーローにしよう。自分の物語を変えることができれば人生を変えることができる!

印象的な英語表現:

  • 3: 07 All of us walk around with stories about our lives.(私達はみんな 自分の人生の物語とともに生きています。)
    • 「とともに生きている」が、liveではなくwalk around withとなっているのが、人生のゆっくりとくねった道を進んでいく感じが出ていて良いと思った。

取り上げた理由:

嫌なことがあったときに、いったん立ち止まって自分以外の視点から考えてみると納得できたり、自分のことだけを考えていてはうまくいかないということが私自身の経験としてもある。

このスピーチを聞くと物事は自分という一つの視点からしか見られていないということがわかるから。

子どもの時は特に自分の考えだけにとらわれて周りが見えなくなりがちだが、何か困難に直面したときも、落ち込むのではなく見方を変えて別の視点から捉えれば、解決策が見つかったりすることを伝えられるから。

How to build (and rebuild) trust by IM

内容紹介: 

このお話は信頼を大きなテーマとして語られています。信頼は、私たちが行う全てのことにおいて軸となり、お互いに信頼し合えるようになれば、人類は更なる進歩を遂げることができるだろうとFrances Freiさんは言っています。彼女がとても大切にしている行動の在り方が『救済』です。彼女は人々と信頼を構築することで、あらゆる廃れた組織・コミュニティ・個々人を救済してきました。そんな実績のある彼女は、信頼を構築するためには3つの要素が必要であると主張します。それは、誠実な人間であること、話に筋が通っていること、相手に共感することの3つです。これらの要素が働くと、強い信頼関係を築くことができると言います。しかし、口で言うほど信頼を築くことは簡単ではないし、たとえ信頼を築いたとしてもその信頼関係を失ってしまうことも多くあります。信頼を構築し、維持するために、何が原因で信頼が脅かされるのか理解し、それを克服するための解決策を知っておく必要があります。この動画を視聴すれば、その術を彼女から学べるでしょう。

印象的な英語表現:

  • I had clearly not thought that through.
    • 波線部の英語の音にまとまりがあってリズムが良いから。
  • You just gave me goosebumps.
    • 鳥肌をgoosebumpsとガチョウで表現されるのが印象的だったから。
  • whether or not someone is being their authentic true self.
    • 直訳すると“本物の真の自己であるかどうか”となるが、意訳すると“猫をかぶっているかどうか”というように英語を日本語の慣用句として訳すことができる点が面白く感じたから。

取り上げた理由:

生徒たちにとって、学校生活を楽しく送るために欠かせないのは人間関係が良好であることだと思う。良好な人間関係を築くにはお互いに信頼し合っていることが必要不可欠である。この動画を取り上げることで、英語を学びながら,生徒たちが日常に生かせる有益なものを得ることができると感じたので紹介した。

Your Body Language Shapes Who You Are: Amy Cuddy by HK

内容紹介・印象的な英語表現・取り上げた理由:

Since high school I have watched TED Talks to learn ways of making good presentations and to broaden my horizons. I have some favorites like Apollo Robbins’ “The Art of Misdirection”, Pellegrino Riccardi’s “Cross Cultural Communication”, and Mark Applebaum’s “The Mad Scientist of Music”. In particular, I think Robbins’ pickpocket demonstration in “The Art of Misdirection” is absolutely amazing, and I love watching it so much. However, if I were to choose one for my students as a teacher, definitely Amy Cuddy’s “Your Body Language Shapes Who You Are” comes first in my mind.

Amy Cuddy is a social psychologist and she suggests that our body language governs our thoughts and feeling about ourselves. Her study has two major findings. The first is people can feel more powerful with expansive posture, called “High-Power Poses” than with “Low-Power Poses”, which is folding up to make themselves small, like, crossing arms and legs, touching necks, etc. And the second is that these poses actually have hormonal effects. High-Power Poses increase testosterone and decrease cortisol (“stress hormone”).

Amy Cuddy’s presentation is so clear and inspiring that anyone, even kids, may be able to understand her suggestions and try that life hack easily. All we have to do is just change our poses in few minutes in a day. In the last part of her speech, she says “Don’t fake it ‘til you make it. Fake it ‘til you become it.” And she shares her touching episode with emotion. This phrase is not just for one of her presentations. This is one of her most important life lessons. I think that’s why this video became the second-most-popular TED Talk in history.

Why I’m a weekday vegetarian by SK

内容紹介: 

この動画では、ウィークデイベジ(5日の菜食主義)が紹介されている。彼は、肉の生産で生じる温暖化ガスの量が、自動車、電車などの交通手段からの温暖化ガスの量よりも多いことや、毎年、肉のために飼育される動物が100億頭工場飼育されていると知りながら、なぜ自分はベジタリアンではないのだろうと思っていた。彼は、ベジタリアンになれなかった理由として、肉食主義者か菜食主義者かの二者択一を迫られていたからだとし、解決策を考えた。彼が解決策として考え出したのがウィークデイベジである。ウィークデイベジは、週末は好きなものを食べてよく、またカレンダーに沿って実行するので、守るのが簡単である。彼は、ウィークデイベジを行うことによって、環境への負担の低下、動物への罪悪感の減少、体が健康になるなど、様々な良い点があると指摘している。最後にウィークデイベジを試してみてはいかがと提案している。

印象的な英語表現:

  • And I‘d commit to doing it later, and not surprisingly, later never came.
    • そして、「また今度」と片づけました。しかし、その「今度」は決して巡って来ませんでした。

取り上げた理由:

私がこの動画を取り上げた理由は、vegetarianという言葉は以前から耳にしたことはありましたが、題名に出てくるweekday vegetarianという言葉は耳にしたことがなく、どのようなものか興味をもったからです。また、動画の内容も、環境や健康を意識してあるものなので、環境問題や健康問題が重視されている今日にふさわしい内容であると思いました。

Why dieting doesn’t usually work: なぜダイエットはいつもうまくいかないのか by SN

内容紹介: 

ダイエットをしようとしても脳がコントロールされているという。つまり自分が意識的に必要だと考えている体重は脳が体に対して必要としている体重とは違うのである。

この基準をセットポイントと呼ぶ。このセットポイントはめったなことでは下がらない。

肥満を防ぐには環境を変えることが大事である。

ダイエットには害がないように見えるが思わぬダメージを与えている。Ex) 摂食障害

食べ方には二つの方法があり、空腹を感じたら食べる直感型と食べ過ぎないように考えて食べる自制型の二つがある。結論から言うと、最終的には直感型が理想的である。食べ始めと終わりを体で感じられるようにするのが自然の形である。

印象的な英語表現:

  • if your mother ever mentioned that life is not fair this is the kind of thing she was talking about
    •  体重のセットポイントはなかなか下がることはできないという事実について、話者がコメントしたセリフ → よく思春期の女の子がぶつかりそうな問題についてユニークにとらえていて面白いと思ったから。
  • will power is limited
    • 強い意志は限られている → ダイエットを意識的にコントロールしようということは難しく、あっけなく失敗に終わってしまうということを端的に表現していると思ったから。
  • it’s okay to eat when you are hungry
    • 空腹な時に食べればいい → ダイエットをしようとしている子供たちに、話者が一番伝えたいと思われる言葉だから。

Try something new for 30 days by FA

内容紹介: 

私が教師として生徒に紹介したい動画は、マット・カッツ(Matt Cutts)の『マット・カッツの30日間チャレンジ』(“Try something new for 30 days”)である。話者のマット・カッツはGoogleの元エンジニアである。

マット・カッツは数年前、マンネリ化した生活を変えようと30日間チャレンジを行った。アイデアはいたって簡単で、自分の人生に加えたいといつも思っていたことを、30日間試しに行うということである。このチャレンジによって、30日というのが、新しい習慣を身に付けたり、何かの習慣を絶つのにちょうど良い長さだということが分かったという。彼は30日間チャレンジから様々なことを学んだ。月日がいつの間にか過ぎ去っていく代わりに、ずっと記憶に残るようになるということ。困難な30日間チャレンジをする中で、自分に自信がつくということ。何かを本気でしたいと思うなら何でもできるということ。そして、小さな持続可能な変化であれば続けられることをするならそれは身に付くということである。

月日は否応なしに過ぎていくのだから、待っているのではなく、ずっとやりたかったことを試しにやってみよう、というメッセージが込められたトークである。

印象的な英語表現:

  • stuck in a rut(マンネリ化した)
  • desk-dwelling (出不精の)
    • 「机に住む」で「出不精」というのが面白い。
  •  give it a shot(やってみる、挑戦する)

取り上げた理由:

もっとも大きな理由は「聞きやすさ」である。軽快な口調で目標設定や習慣づくりについて語られるため聞きやすい。また、327秒と非常に短いため、英語学習の際に取り掛かりやすく、飽きることもない。全容を繰り返し聞くことも容易であると考えられる。経験に裏付けられた主張、聞き手への呼びかけなど、スピーチをする上で大切なポイントが詰まっているため、生徒がプレゼンをする際の手本にもなるだろう。待っているよりもやってみよう、というメッセージは、何か挑戦したいことがある生徒の背中を押してくれるだろう。

キャスリン・コールマン: 宇宙ステーションでの暮らし by TR

内容紹介: 

このスピーチでは、キャスリン・コールマンという女性宇宙飛行士が実際に体験した宇宙ステーションでの半年間の暮らしについて紹介します。彼女は、宇宙を魔法のような場所であると伝えてくれます。彼女が、宇宙で体験したミッションと魔法をユーモアあふれた表現で語っていきます。時速28000キロの宇宙船での移動や、ピーターパンのように飛ぶこと、宇宙からの地球の眺め、地上ではできない無重力状態での実験など、私たちをわくわくさせるような内容ばかりです。さらに宇宙での生活を体験した彼女の価値観は、とても興味深いです。食卓をみんなで囲むことの大切や、音楽の世界の共通性についても彼女は私たちに教えてくれます。宇宙を愛する彼女の話は私たちをとても惹きつけます。

印象的な英語表現:

  • Space station, for me, is the place where mission and magic come together.
  • Because, the Earth is our ship. Space is our home. And we are the crew of Spaceship Earth.
    • 宇宙ステーションがとても魅力的な場所であることが生き生きと伝わる。宇宙規模で私たちの生活について考えている彼女の概念が、宇宙での生活を体験した彼女ならではのものなので、非常に興味深く感じた。

取り上げた理由:

このスピーチは6分という短い時間の楽しい話であるため、生徒が学びやすいのではないかと思った。また、宇宙での暮らしというワクワクするような非日常的なテーマなので、興味を持って生徒たちが学習しやすいと考える。

このスピーチで使われている英語表現も比較的容易なものが多く、彼女の発音もハッキリとしていて聞き取りやすいので学習の教材の観点から見て、適していると感じた。

What it’s like to live on the International Space Station by KM

内容紹介・印象的な英語表現・取り上げた理由:

ISS (International Space Station) is the most magical place I’ve ever knew. All the time, when ISS goes around near Japan, I look up into the sky and call back my knowledge about the space. On occasion, I observe the moon and the star-studded in the sky with my friends (including 5 years old telescope). As you know, I love them, so I chose this.

Catherine Coleman (Cady Coleman) is the storyteller of TED which I chose. She is also a NASA astronaut, a veteran of two Space Shuttle missions and a chemist. However, she is also wife, mother, pilot and musician.

This story’s detail is about Catherine’s space life. After her 50th birthday, she launched into space. She spent her nearly six months with experiments that expanded the frontiers of science. There were 6 members in the ISS and they all her space family, an instant family. They all sit around the table and eat foods (look bad but delicious), it’s the gathering around the table is important both space and earth, she thought. Of course, she honored her job and what she saw. She said, “The space station is the place where mission and magic come together.”

The English expressions I impressed were in the last 30 seconds: “My view from the space station showed me that we are all from the same place. We all have our roles to play. Because, the Earth is our ship. Space is our home. And we are the crew of Spaceship Earth.” For now and ever, I am in the Earth. Borrowing her words, we are the crew of Spaceship Earth so we are the earth family. Her words come into my heart and I’ll keep it in my heart.

The moral bias behind your search results by HY

内容紹介: 

このスピーチはGoogle検索を例に出し、人間の偏見について話したものでした。話者が学校で生徒に「なぜGoogle検索を使うのか」と質問すると、よく返ってくる答えの一つに「Googleは必ずいつも最高で公平な検索結果が得られるから」があるそうです。これが本当に正しいのか話者が二つの事例をあげます。一つは、「ミシェル・オバマ」の検索結果です。ミッシェル・オバマが人種差別を受けたとき、彼女の名前で画像検索を行うと、その顔がサルの顔見える画像が結果上位に来るように仕組まれました。その際、Googleは人為的に検索結果を修正しました。二つ目は、「アンネシュ」というテロリストについての画像検索の結果です。スウェーデンでは、あるネット上の運動で彼を侮辱するために、犬の糞の写真のファイルを彼の名前にしてネットに揚げることにより、彼の検索結果にその画像が出るようになりました。この時、Googleはその検索結果を人為的に修正しなかったそうです。同じ問題なのにこの違いは何なのか。話者は「そこには人に対する評価があったため」と言いました。Googleという権力者が持つミシェル・オバマとアンネシュへの評価の違い、つまり偏見のため、片方の結果は直され、もう片方は直されなかったのです。人間はそれぞれの価値観を持っておりそれを根絶できないこと、そのため自分の偏見を認識し、人間であること理解し、責任を負う必要があることを、プログラムを使う我々に理解してほしいとのことでした。

印象的な英語表現:

  • An evaluation of a person takes place and there’s only one power-player in the world with the authority to say who’s who.
  • So I’m asking you to remember that …, a person with a set of personal beliefs that no code can ever completely eradicate.

取り上げた理由:

もともと自分がこのような題材に興味があったことと、このスピーチは人間の偏見についてと同時に、ネットリテラシーやネットの影響力に関しても考えることができ、今回の題材となった検索結果だけでなく多くの生徒が使うであろうSNSなどに対しても通じるものがあるため、それらに興味を持つ生徒が英語に興味を示すきっかけになるのではないかと思ったから。

Helen Keller’s Speech at the American Association to Promote the Teaching of Speech to the Deaf by SM

内容紹介・印象的な英語表現・取り上げた理由:

私が選んだのは、ヘレンケラーの米国障害者言語指導促進協会での演説である。

二歳にして熱病により聴力と視力を失ったヘレンケラーが自分の困難に向き合って声を出せるようにまでなった経験から、声を発して相手に意思を伝えられることは耳が聞こえる人にとっては当たり前のことできづかないかもしれないが、話すことは自分の他人をも幸せにする素晴らしいことであるということと、根気と忍耐を持って何事にも努力することは決して無駄にはならずいつかはもとめえているものがみつけられることを伝えている。

印象的だった英語表現は、”how my thought used to beat against my finger tips like little birds striving to gain there freedom, until one day Miss Fuller opened wide the prison-door and let them escape. ” である。

取り上げた理由は、ヘレンケラーという耳にしたことがあるであろう人物を取り上げることで生徒の興味を引けるのではないかとおもったことと、比喩などのヘレンケラーの一つ一つの言葉選びが美しかったからである。そこからヘレンケラーはこれほどの文章が書ける、しかし私は聴覚、視覚が奪われている彼女は守られるべきである人間だと無意識に感じていたことを恥ずかしく思った。これを生徒に提示することで私と同じように障害者が弱い立場の人間であるという偏見を持っているつもりはなくても自分の中にないかを見つめ、実際自分たちと何ら変わりない人間であり、尊敬できる優れた面を持っていたり、弱い面もある人間味を感じてもらえるのではないかと思った。また私自身ヘレンケラーをより強くしたきっかけである人物、フラー先生のように悩み苦しんでいる生徒の監獄の扉を開け、解放してあげるきっかけとなれるような教員になりたいと改めて思った。

Martin Luther King, Jr. I Have A Dream Speech by SR

内容紹介・印象的な英語表現・取り上げた理由:

私はマーティン・ルーサー・キング牧師の「ワシントン大行進演説」を紹介したい。このスピーチを紹介したいと思った理由は二つある。

一つ目は、このスピーチがとても有名で、昔からよく取り上げられている傑作だからである。“I have a dream today”というフレーズの部分は、一度は聞いたことがあるのではないであろうか。私は、そんなマーティン・ルーサー・キング牧師の「ワシントン大行進演説」を一度読んでおくことで現在アメリカが抱えている人種差別の問題点を理解できるようになると考えている。

二つ目の理由は、中学校の教科書にもキング牧師が取り上げられているからである。みんな(生徒)が授業でやったよりもキング牧師のことをより理解できるようにしてほしいということである。教科書で取り上げられるほど有名なマーティン・ルーサー・キング牧師の「ワシントン大行進演説」は、現代のアメリカ社会や文化を見るために必要なものだと考えている。また、リンカーン大統領が奴隷解放宣言に署名してから100年という節目の年に発表されこのスピーチはそれだけ意味のあるものだといえる。

キング牧師の「ワシントン大行進演説」の本編では当時奴隷という身分が解消されいるにもかかわらず、不平等な立場を強いられている黒人の苦悩が述べられている。アメリカが掲げている崇高な目的も結局は白人のためのものであるという批判がなされていると感じられる。白人と黒人の間にある差別的な思想が当時は根強く残っていたのである。彼は、そんな時代に一石を投じようとしたのでないだろうか。

私が紹介した部分は”I have a dream today”が繰り返される部分である。彼が繰り返し述べているのだから一番伝えたいことだということが分かる。しかし、“I have a dream today”

とフレーズばかりが有名になりすぎて、その内容を理解できている人は少ないのである。みんな(生徒)にはその内容まで知っておいてほしいと思う。マーティン・ルーサー・キング牧師の夢を抜粋して、見ていきたいと思う。私が紹介したい抜粋内容は二つある。一つ目は“I have a dream that one day this nation will raise up and live out the true meaning of its creed :”We hold these truths to be self-evident, that all men are created equal.”というものである。この部分が冒頭で述べたアメリカ社会に対するキング牧師の願いであろう。

二つ目は、”I have a dream that my four little children will one day live in a nation where they will not be judged by the color of their skin but the content of their characters.”ここでは、キング牧師が自分の子どものことを出してまで人種の差別に切り込んでいるから、彼の切なる願いを感じ取ることができるのではないだろうか。

A (not so) scientific experiment on laughter by FY

内容紹介・印象的な英語表現・取り上げた理由:

私が取り上げるのは、アンソニーマカーテン氏による「笑い」の話だ。

彼はこのスピーチの中で、4つのジョークを例に挙げながら、それぞれから考えられる教訓などについて考察している。それらの教訓は、「笑う力を失った人間は考える力も失う」、真面目さの危険性「愉快なことを理解できない人間に世の中の深刻な事柄がわかるはずがない」、つまりユーモアこそが凝り固まった考え方やがんじがらめの立場を崩すことが出来るのだということだ。

そしてこのスピーチの中で私が取り上げたい英語表現は”my parting wish for you all here today is that your own life be a joke .”である。日本語訳では「皆さん自身の人生がジョークになりますように」となる。この言葉から、さまざまなSNSなどの発達により、息苦しくなりつつある今の世の中において、まるで冗談のような突飛な行動や発言が、抑圧されたつまらない環境を打開し新たな視点を見つけることにつながるということを、私は考えた。これは、学校という場においても通じる。変わった回答に対しては、そこから何か考えられないか、そこに次につながるヒントはないか、と広げることが出来る。これが、間違えることや人と異なることを恐れない、積極性にもつながっていく。この端的な「人生をジョークに」という言葉には、今この現代に通じる様々な意味が含まれていると考えたため、この言葉を取り上げた。

目標は人に言わずにおこう: デレク・シヴァーズ by AT

内容紹介・印象的な英語表現・取り上げた理由:

皆さんには目標があるだろうか。僕はほとんどすべての人に大小違いはあれ目標があると思う。そんな目標とは僕らにとって言い換えるなら叶えたいものでもある。目標をかなえるには、まず思い当たるところで努力が必要。ただそれ以外にも目標をかなえるために必要なことがある。それは目標を人に言わないということ。結構、驚きである。よく目標を宣言している人を見るから。例えばサッカーW杯前。本田圭佑選手は「W杯優勝する」と宣言していた。しかし目標は宣言しないほうが目標は達成しやすい。なぜか。例えば「1ヶ月で2㎏のダイエットをする」と言った人がいたとしよう。これを聞いた周りの人はその人のダイエットへの試みに対し、称賛する。しかし称賛されることがすでに落とし穴。なぜなら人は誰かに褒められるとそれだけで気持ちが満たされるから。つまり目標を口にするということは誰かに褒められ、最終的にいい気分になる。すると目標が達成している気分になり、結局努力しない、つまり目標達成しにくくなってしまうのだ。このことを裏付けする実験も行われている。この実験の対象者は163名。まずある課題を提示する。そしてこの課題に対して目標を口にするグループ、そして目標を口にしないグループに分かれ、その後その課題に時間制限を設けて取り組んでもらう。結果は前者のグループの方がその課題に長い時間取り組み、そしてタイムアップした後も自分の目標に対する進行具合で前者のグループはまだ目標には遠いと語り、後者はその逆を言った。だが自分もこのような論理的根拠は知らなかったものの目標はあまり口にしないようにしている。なんか上手くいかない気がするから。なんとなく今まで生きてきた中での経験から学習したのかもしれない。では、本田選手がW杯前に言っていた目標は間違いなのか。自分はそう思はない。なぜなら今の日本代表がW杯で優勝するという目標を掲げてもすごいという人は少ない。一番の理由は日本がW杯で優勝することは現実的では無い。つまり称賛というより批判のほうが多い。僕もそうだが批判に対しては見返して努力してやろうと思える。本田選手ならそこまで考えたうえで発言していたのかもしれない。これが間違いではないと思った自分の理由。

さてちなみにこの動画で自分が印象に残った言葉は「Telling someone your goals makes them less likely to happen.」というところ。この文は文法的に第5文系が使われていたり比較級が使われていたりと、文法的に学ぶところは多いが何よりこの文章の主題でもある内容だったのでこの文を選んだ。

The math behind basketball’s wildest moves by AY

内容紹介・印象的な英語表現・取り上げた理由:

私は今回、Rajiv Maheswaran氏の”The math behind basketball’s wildest moves”を視聴した。スピーチの内容としては、人々の動きを予測しパターンを読みとることで理解する科学について話していた。例としてバスケットボール選手の動きを分析しあらゆる角度からのシュートやリバウンドの成功率をわり出す機械を挙げたうえで、人々の動きを動点化して分析することの意義を説いている。特にグラフや動画などで表されたパーセンテージに基づく次の行動の予測はとても興味深かった。実際に起きたプレーを実演し、分析して見せることでコンピューターがどのような解析をしているのかわかりやすく説明しており、未来的な説明動画も男心をくすぐるようなものだった。また、最後に言った娘の初めての一歩に関する言葉は人間の動きを分析することで生みだせるかもしれない楽しみな未来を容易に連想させてくれた。

特に印象に残ったのは9:08頃に出てきたthe tracking that led to the insights という表現だ。直訳すれば「識見に導いた動き」のようになるが、字幕を参考に内容に合わせた訳をすると「分析した選手の動き」になる。これは英語ならではの言い回しで、日本語話者の私たちからすると非常に回りくどい言い方であるため、とても面白いと感じた。

Why do I make art? To build time capsules for my heritage by YY

内容紹介・印象的な英語表現・取り上げた理由:

記憶への入り口であり、物語を生かし続けることができる力を持っている。彼女はそんな魅力を持つタイムカプセルに夢中である。映画作成者であり、作曲家である彼女は受け継いだ伝統や過去の物語を大切にしている。それらを取り戻し融合させることで音楽と映画の形のタイムカプセルにして、人々に伝えているのだ。彼女はそれを自分の「声」だという。彼女は南カリフォルニアで多世代が暮らす家に産まれた。彼女の母はオランダ系インドネシア人と中国人の移民の両親の間に産まれ、父はアメリカ先住民オジブワ族で部族メンバー登録された。そのため、彼女はある週末には点心の包み方を習い、またある週末にはパウワウの集会で伝統様式のダンスを習いドラムと歌い手の力強い音に慣れ親しんだ。多文化に囲まれることは当たり前であることと同時に困惑する経験だったという。彼女自身の声を見つけることはとても難しいことだった。彼女は中国人としてもオランダ系インドネシア人としてもアメリカ先住民としても十分だと感じたことがなかったから。どの社会に対しても帰属意識が持てなかったために文化的に受け継いだ物語を学びつなぎ合わせることで彼女自身を再発見しようと努めたのだ。自分の声を授かったと感じた初めての手段が音楽だった。幾重にも織りなす音といくつもの楽器を用いることで彼女はそれまでよりもずっと大きな世界と音の風景を作り出せたという。音楽を通じて人々を彼女の記憶と感情の入口へと誘い、人々の記憶と感情を映し出す。彼女が好んで演奏する楽器のひとつは古筝というハープに似た中国の楽器。フープダンスが数百年の歴史を持つのに対し古筝には二千年以上の歴史がある。今の彼女が大きな影響を受けた音楽のスタイル、例えば電子音楽をかつて伝統的な民族音楽で使われていた楽器で演奏している。そして彼女はある興味深いつながりに気づいた。古筝は「五音の音階」に調律されるがこの音階は世界中の様々なジャンルの音楽に広く知られていて、そこにはアメリカ先住民の音楽も含まれている。中国の民謡にも先住民族の音楽にも彼女は過去を切望し過去にすがるようなこのどくとくの響きを感じるようだ。その感情に、大きく触発されて彼女は音楽を作っている。その時に彼女はひょっとしたらその一体感を映像と音声を重ね合わせ音楽の上に映像と画像を載せることでさらに強調できるのではないかと考えた。オンラインでソフト編集を学び、大学は地域の短大に通うことでお金を貯めて映画制作をした。2、3年実験的な制作をした後17歳の時に語りついで残したいと思えるものに出会った。それは1つの問いで始まった。「物語が忘れられたらどうなるのか?」その問いから監督指揮に至ったのが、最新ドキュメンタリ映画『Smoke That Travels』である。それは見る人を音楽と歌と色と舞踏の世界に引き込みながら彼女の独自性の根幹をなす先祖から受け継いだ先住民としてのあり方が忘れられることへの恐怖心を掘り下げる。先住民の言語が多く失われつつあるのは過去に同化政策が行われたから。彼女の父は言ったり「先住民族のアイデンティティは髪を長い三つ編みにすることではない。羽根飾りやビーズ刺繍のことではない。私たちが皆人として自己を世界の中心に位置付けられるからどうかだ」と。彼女はこの映画を携えて1年以上各地を旅し、世界中の先住民の人と会った。するとどの民族も同じ大きな課題を抱えていた。自分たちの言葉と文化を守ることだ。彼女は物語がもつ私たち人類を皆結びつける力に気づくと共に、この力に伴う責任にも気づいているという。物語が書き換えられたり蔑ろにされたら非常に危険な事態になり得る。アイデンティティを否定されたら透明人間になってしまうから。私たちは皆物語の語り手なのである。

彼女の話の中で印象的だった表現は、”cultural window to the past “である。冒頭で紹介したタイムカプセルが強調される表現であり、巧みだと感じた。

“Good” and “bad” are incomplete stories we tell ourselves by YF

内容紹介: 

話は一つの寓話から始まります。それは農民の物事に対して善悪をつけない姿勢が描かれたものです。私たちは物事を大抵良いか悪いかで判断する。しかもその時のみの判断だ。例えば、足の骨が折れたから最悪だという風に(寓話では農民は良いのか悪いのかわからないと言っている)。そうではなく、物事を流動的なものとして認識し、善悪の概念に囚われすぎず、考え方を柔軟にすると、その物事に対して、新たな見方や新たな好奇心が生まれることを提唱している。

印象的な英語表現:

  • Then again, what I watched that afternoon was a baby yanking on an electric cord, so you know, good or bad, hard to say.

取り上げた理由:

タイトルを見てわたし自身物事を良い悪いで考えていることに気づき、じゃあどうすればいいか考えたが、その答えが思いつかなく、答え合わせのつもりで試聴した。そこではかなり自分には馴染みのない考え方が紹介されておるが、でも納得出来たので、今回はこれを選びたいと思った。

成功するチャンスと年齢に秘められた本当の関係 by KN

内容紹介・印象的な英語表現・取り上げた理由:

私が今回紹介したいのはバラバーシ・アルベルト・ラースロー氏によるスピーチ、「成功するチャンスと年齢に秘められた本当の関係」についてである。このスピーチはアインシュタインの「科学において30歳までに多大な貢献をしなかった者はその後もしない」という言葉について、数学的分析を元に成功と年齢の関係について論じたものであり、内容は以下の通りである。まず彼は、実力が成功に繋がるものとして、実力と成功の違いについて論じている。彼によると実力は本人に関わる有限なものであり、成功は他者も関係する際限のないものとしている。実力が有限であることについてはウサイン・ボルト氏を例にあげ、実力に大差はなく狭い範囲で異なるだけであること、成功に際限がないことについては本の売り上げ冊数で具体的数値をあげながら論を進めることで説得力がありわかりやすい説明がなさている。成功とはコミュニティの中で他者から与えられるものであるため際限がないのである。これはつまり、実力は絶対評価、成功は相対評価であると解釈することが出来る。

ここでアインシュタインの言葉に立ち返り、成功と年齢の関係について考えてみる。アインシュタインがこのような発言をしたのは周囲の科学者を観察した結果である。事実、科学的に多大な貢献をしたといえる人物がその偉業をなしとげたのは20代から30代であった。そこでラースロー氏は、年齢ではなく、科学者が最初の論文を発表してからの年数を数えた「アカデミック・エイジ」でいつ成功といわれるようなことがなされるかを分析すると、10年から15年であった。しかし、一方でその科学者の生産性のグラフを作成すると、前述したアカデミック・エイジによる成功の発現時期のグラフとほぼ見分けがつかないほど類似していた。このことから、年齢を重ねると成功しないのではなく、年齢とともに生産性が低下し、生産性の低下によって成功しないといえる。つまり、成功と年齢に関連はなく、成功と生産性に強い関連があるのだ。歳をとっても、生産性が低下することなく、つまり挑戦し続ければ、成功する可能性は充分にあるのである。

私がこのスピーチを取り上げた理由は、成功することに年齢は関係ない、挑戦し続ける限り誰しも成功しうるということを伝えたかったからだ。このスピーチでは所々にジョークを交えており、間のとり方等も踏まえてとても聞きやすいものだと思う。挑戦することの大切さを考えるためにも、是非このスピーチを紹介したい。

印象に残った英語表現は、「I’m at that stage of my career」を「私は生ける屍です」と和訳している部分である。この前後の内容として、科学者は30歳までに多大な貢献をしなければその後もしないというアインシュタインの説を検証するべく、科学者の成功といえる功績を残した年齢を調査し、それがアインシュタインの言う通り30歳までに集中していたことからアインシュタインの言い分が正しく、ラースロー氏の年齢的にはもう成功しない、ということが言われている。直訳すると「私は現在私の経歴のその段階にいます」となるが、ここでいう「その段階」というのが「成功しない段階」であるため、「生きる屍」と訳されていると考えられる。

Looks aren’t everything. Believe me, I’m a model by ZK

内容紹介・取り上げた理由: 

私が生徒に対して紹介したいTEDは、Cameron Russellさんの「Looks aren’t everything. Believe me, I’m a model」である。

モデルである彼女は、自らが持って生まれた容姿を「遺伝子の宝くじ」と、ある意味で揶揄しつつスピーチを構成しているところに魅かれた。最初はただの生まれながらアドバンテージをもった、いわば勝ち組に属する人間による自慢だと思っていた。しかし、彼女の話の中で彼女自身が毎日コンプレックスを感じながら生きていることが言葉だけではなく、話し方や目などから真に受け止めることが出来た。これはスピーチならではの魅力なのだと言えると思う。

私が気になった点は、話の導入として自らの衣装を着替えるところからスピーチを開始しているところだ。TEDでは到底見ることのないシーンで始めることで、聞き手の興味を引き付ける技法を用いていると考察する。これは他のTEDでも見られた方法であるが彼女のものは少し異質だといえる。

そして、彼女は容姿に絡めて黒人問題にも言及した。白人で金髪である彼女がその問題について触れることは非常に勇気を必要とするものだと考える。

印象的な英語表現:

私が気になった英語表現は、“we got pulled over, and all it took was a “Sorry, officer,” and we were on our way”である。Pull over で路肩に寄せるという表現は初めて知った。加えて、we were on our wayで帰路についたという表現にも久しく触れていかなかったため新鮮であった。

The art of misdirection by HK

内容紹介・印象的な英語表現・取り上げた理由:

私は、アポロ・ロビンス氏の注意をそらすテクニックについての動画を視聴しました。この動画では、人の注意をそらすことがとても簡単であることを述べつつ、本質的には人は日常生活の中で「注意する」という行為を意識的に行えていないことについて言及しています。例えば、スマホの画面を想像してください。右下のアイコンを思い出すことができますか?このように、実際に一番目に入りにくいものは目の前のものであり、普段目にするものこそ見えなくなりがちです。動画の中では、人の注意をそらすテクニック、いわゆるミスディレクションを使った簡単な実験を紹介していましたが、今回の発表でアポロ氏が最も伝えたかったことは、日常生活の中で「注意する」という行為をもっと意識するべきだということだと思います。それは、視野を広げて注意深く見る・考えることでものの見方が大きく変わったり、価値観が変わってくるということです。当たり前のことを当たり前のものとして捉えるのではなく、意識してみるべき対象だということを理解しなければなりません。これが今回の動画の内容紹介でもあり、生徒に紹介したい理由でもあります。子供というものは、大人では気付かないようなことにも簡単に気付きます。少し言い方を変えるのであれば、当たり前のものとして存在することにさえ、疑問を抱きます。なぜ空は青いの?飛行機はどうやって飛んでいるの?彼らのその純粋さから出てくる注意力を大人になっても大事にしていってほしいので、今回の動画を生徒に紹介したいです。また今回の動画を「注意力」だけの話で終わらせるのではなく、そこから新たな気付きをしてほしいです。

「当たり前のことを当たり前のものとして捉えてはいけない」

これは普段当たり前のように自分のお世話をしてくれている両親に感謝の気持ちを忘れてはいけないということに気付かせてくれます。これを踏まえて、今回の動画で印象的だった英語表現は、先ほど私が上記で示した言葉の英訳になりますが、以下の通りです。

  • When the things right in front of us are often the hardest to see, the things you look at every day that you are blinded to.

また、「注意」とはなにかということについて述べた次の英語表現もかなり印象的でした。

  • Attention is what steers your perceptions, it is what controls your reality. It is the gateway to the mind.

何を知覚するかを決定し、その人の現実を操るのは心への入り口である「注意」である、という訳になるのだが、なかなか難しい表現である。注意とは現実を操るというのは、今回の動画でアポロ氏が何度か言っていた。この意味を正確に理解することが出来れば、私の考え方もまた大きく変わってきそうです。

Living beyond limits by TM

内容紹介・印象的な英語表現・取り上げた理由:

私が紹介したいTEDの動画は、Amy Purdy(エイミー・パーディ)のLiving beyond limits(限界への挑戦)です。動画の内容は、主人公のエイミーさんの実体験をもとに彼女自身が見つめ直し、自分にとっての”人生”を見つけ出した道筋(ヒント)のようなものを私たちに与えてくれます。彼女の実体験は、最悪なものでした。彼女は、医師から細菌性髄膜炎だと告げられたが、幸いなことにワクチンで防ぐことができる血液感染症であったので彼女は治療に専念しました。彼女は、助かったのですが、ひ臓とじん臓、左耳の聴力そして両足のひざから下を失いました。治療が終わり、退院するころに彼女は新しい足がつきました。しかし、足がなくなったことが大きく、彼女が描いていた幾つかの夢が壊れてしまうと彼女は絶望感に襲われました。しかし、そこから彼女は、新しい自分を受け入れようとします。今の自分がかわいそうだと考えず、今の自分だからこそ何が出来るのかといった視点から考えるようにしました。そこから彼女は、足に障害を持ったことで可能になったことを見つけました。足をで誰とデートに行くかで変えることができたり、寒いときに足が寒くないといったことなど、彼女の描いていた夢を実現出来るような発想ばかりでした。彼女にはひざから下を切断し、自分の足でないため歩きずらい、慣れなくて痛いようなことがありました。しかし、障害障害を乗り越えるために 想像力を使い可能性を信じて生きていこうとした彼女に、私は、尊敬しました。一番、心に残っている英語表現は、「 私達の想像力は 限界を壊す道具になると なぜなら 心の中では私たちは何だって出来るし 何にだってなれるから」のところです。

  • that’s/ why I believe/ that our imaginations can be used as tools/ for breaking through borders,/ because in our minds,/ we can do anything/ and we can be anything

この世の中、インターネットや、AIなどが普及して、自分たちの将来が不安定なものになっで行くと思います。以前あった仕事がなくなるといったことです。でも、なくなってだめだで終わるんじゃなく創造して新しい視点から自分が描いていた夢を叶えられたらとても大きいと思うんです。子どもたちに限界とは何か、創造力が限界を越えていける大切な道具なんだということを知ってもらいたいと思ったのでこの動画を選びました。

自分の声が嫌だと感じるのはなぜか by YA

内容紹介: 

録音された自分の声に対して嫌だと感じる原因である体の4つのフィルターについてをはじめとして、「外向きの声」「内向きの声」「内声(心の声)」の違い、また一つの声がもつ、発している自身では分からない驚くべき情報についてなど、声にまつわる様々な事象についてレベッカ・クラインバーガーの研究を元に説明される動画。

印象的な英語表現:

  • Alexa from Amazon Echo might be able to predict if you’re pregnant even before you know it.(Amazon Echoのアレクサが あなたの妊娠を あなた自身が気づく前に 推測できるかもしれないのです。)
    • 声から読み取れる情報というのは非常に多い。身体的な面でいえば、声に表れる僅かな乱れ、息切れなどからパーキンソン病の初期症状や心臓病を発見できたり、発声のテンポからうつ病の診断も出来てしまうそうだ。また人間関係の面でいえば、話し相手によって人間は声色を変えるという特徴から、話し相手は母親なのか友達なのか恋人なのかという関係性なども簡単に明らかになってしまうのである。また最近は人工知能が非常に発達してきていて、日頃から声を聞かれていることから、近い将来、自分はいくら隠していると思っていること、もしくは気づいていない情報、身体的なことでも人間関係についても、声1つで明らかになってしまう状況が出てきてもおかしくないということも考えられる。

      そんな近い未来を、AIが用いられている「Amazon Echo」と簡単にわからないはずのものである「妊娠」の2つの言葉で端的に示した表現だと思い、とても印象的だった。

取り上げた理由:

1つは「自分の声が嫌に感じる」ことが、生きている中で少なからず思うことであり、子どもたちにとって身近に思える内容になるのではないかと考えたからである。

動画の中で自分が聞いている声と実際の声にどうしてギャップを感じてしまうのかを、「4つのフィルター」という表現などから分かりやすく示しているので、実際に録音された自分の声にショックを受けて話すことに自信をなくす、なんてことにならなくて済むのではないかと思う。

(私自身、そのことがきっかけでしばらく声に自信をなくしてたことがあるが、つまらないことで自信をなくしてたんだと改めて思う)

また、声には多くの情報が詰まっていて、声1つで発した本人の様々な情報がわかってしまうということも説明されている。そこから、声というのも自分の見た目や性格などと同様にアイデンティティの1つであることに改めて気づくきっかけになるのではないかと考えた。自分の見た目や性格などは比較的気を使われるとこだが、声だって、話し方や声音などを意識することでより自分を魅力的にさせる要素であるのかもと、私はこの動画から感じたので、そんなことも少し伝えてみたいと思った。

The puzzle of motivation by IK

内容紹介: 

何か仕事をする際に、「これをしたらこれをもらえる」というようなやり方で動機づけをして仕事をしても、多くの作業ではうまくいかず、時には害にすらなる。実際、このような外的動機づけよりも、重要だからやる、好きだからやる、面白いからやる、何か重要なことの一部を担ってるからやる、というような内的動機づけでやるべきである。新しいビジネスへのアプローチで大切なのは、autonomy(自主性)、mastery(成長)、purpose(目的)である。自主性とは自分の人生の方向は自分で決めたいという欲求である。成長とは何か大切なことについて上達したいということである。目的とは私たち自身よりも大きな何かのためにやりたいという切望である。広い視野で物事を成し遂げるためにはこのような内的動機づけが重要である。

印象的な英語表現:

  • These contentment motivators if you do this then you get that work in some circumstances. but a lot of tasks they actually either don’t work or often they do harm.
    • この成功報酬的な動機づIf Then式に、これをしたらこれをもらえるというやり方は状況によっては機能します。しかし、多くの作業ではうまくいかず、時には害にすらなります。