前の2つの記事に対して少なからぬ反響をいただいた。ありがたいこってす。そこで改めて感じたこと。長文失礼。ひとことで言えば、“Get real.”
Month5月 2015
文科省からこのデータが公表されるたびに、やんややんや議論が喧しい、英語教員の「英語力」問題。
事情を知らんやつと自分の「英語力」自慢したいだけのやつ、自分の「正義」振りかざしたいだけのやつは黙っとけ!で終わりたいのだが、毎年繰り返されるので書いておく次第。この記事に関係なく、いらんこと言っては騒ぐ人たちが黙ってくれるのであれば、それは勿論やぶさかではない。
研究室で貸し出し可です(自宅に持ち帰っている場合もあります)。
- Hanushek, E. A., & Woessmann, L. (2015). The knowledge capital of nations: Education and the economics of growth. The MIT Press.
- 望月昭彦・深澤真・印南洋・小泉利恵(編) (2015).『英語4技能評価の理論と実践: CAN-DO・観点別評価から技能統合的活動の評価まで』大修館書店.
- 中原淳(監修) (2015).『教師の学びを科学する: データから見える若手の育成と熟達のモデル』北大路書房.
- 森敏昭(監修) (2015).『21世紀の学びを創る: 学習開発学の展開』北大路書房.
- 萱間真美 (2013).『質的研究のピットフォール: 陥らないために 抜け出るために』医学書院.
- サンキュータツオ (2015).『ヘンな論文』角川学芸出版.
研究室で貸し出し可です(自宅に持ち帰っている場合もあります)。
- ポール.J・シルヴィア(高橋さきの(訳))(2015).『できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか』講談社.
- 津田早苗・村田泰美・大谷麻美・岩田祐子・重光由加・大塚容子 (2015).『日・英語談話スタイルの対照研究―英語コミュニケーション教育への応用』ひつじ書房.
- 石井英真(監修)・太田洋子・山下貴志(編) (2015).『中学校「荒れ」克服10の戦略: 本丸は授業改革あった!』学事出版
- ヨシタケシンスケ『りんごかもしれない』ブロンズ新社.
- ヨシタケシンスケ『ぼくのニセモノをつくるには』ブロンズ新社.
ジョジョの奇妙な大学教員としては当然、出版されたと思ったらいつのまにか読んでいた。何を言っているのかわからねーと思うが、ひとりのプロフェッショナルの哲学と仕事に対する姿勢に触れられるという意味で、漫画に対する造詣やスタンド能力の有無にかかわらず読んで損をしない本だ。荒木作品からの引用がふんだんに盛り込まれているのも集英社の新書ならでは。
- 荒木飛呂彦 (2015).『荒木飛呂彦の漫画術』集英社.
手にとってもらったほうが早いので、中身についてくどくど解説するつもりはないが、研究もつまるところは人間讃歌のはずなので。
研究室で貸し出し可です(自宅に持ち帰っている場合もあります)。
- 安藤至大 (2015).『これだけは知っておきたい働き方の教科書』筑摩書房.
- 東森 勲(編) (2015).『メタ表示と語用論』開拓社.
- 松井 智子 (2013).『子どものうそ、大人の皮肉』岩波書店.
- 畠山雄二 (2015).『大人のためのビジネス英文法』くろしお出版.
- 有川清八郎 (1980).『学校英語のウソ』英潮社.
- 福地 肇 (1995).『英語らしい表現と英文法: 意味のゆがみをともなう統語構造』研究社.
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