院生から拙博論*1に対するリクエストがあり、久しぶりにフォルダを開いたら「四章加筆候補」というファイルを見つけた。結局加筆はしなかったもので、その理由は失念してしまったが、おそらく論文本体に対するまとめの冒頭としては大仰な一般化だと思ったのだろう。戯れにそのまま公開してみる。
Month10月 2018
この時期は特に、火曜水曜の授業日以外、ほぼ大学にいない。助言者・共同研究者として小中学校・高校の研究授業や協議会、研修会に参加しているからだ。各事業・各学校でその文脈は異なり、十把一絡げに論じることはできないのだが、私の実践研究のスタンスについて故あってつぶやいたので、こうしてまとめておくのもどこかで役に立つかもしれない、という記事。
授業後010とは別の附属中学校の教育研究発表会の記録。ここは全体の枠組みを見事に昇華していると思う(研究部の先生がたには頭が下がる)ものの、抽象的に議論しがちなのが玉に瑕。むしろ各教科の具体・実際の授業にそれを語らしめることが肝要で、授業者の先生が欲しかったのも本時のあらわれから見えるそれだろう。ということで、私が観察・コメントする授業についていつも通りのことではあるが、そういう気持ちを余分に込めて、生徒の具体的なパフォーマンスを通じて共同研究者としてコメントをした。
共同研究者として関わる附属小学校の授業について、「考える防災 英語で実践」という記事が10月21日付静岡新聞朝刊に掲載された(今のところネット版のアップは無し)。「留学生への防災劇発表」という野心的な6年生の単元について、私の観察として、(1)良かったこと、(2)挑戦したこと、(3)難しかったこと、(4)考えるべきことを述べる。
附属学校園の教育研究発表会シーズンである。静岡大学教育学部には3つの附属中学校があるが、その内の一つの授業を参観して考えたこと。
2年前に共同研究をする機会を得て以降、西伊豆町の小学校とお付き合いをしている。10月前半に昨年以来の訪問をし、複数の小学校で3〜6年の授業を観察する機会を得た。以下は、その内の小学校の一つの協議会でお伝えしたこと。
「欧米で幅広く導入されている国際標準規格」という違和感強めの説明に出会って、「CEFR 国際標準規格」でググると逆に規格に不安しか残らなくなってしまうヨーロッパ共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages, CEFR)について、欧州評議会が今年5月に会議を開催し、CEFR Companion Volume with New Descriptors (CEFR/CV)という新版を発表した(公刊自体は2月のようだが、私はこれで知った)。
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