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Teaching and Teacher Education

[Top Cited]

[ハイライト]

  • 2集団の教員候補を準備教育プログラムにおいて調査した。
  • 片方の集団が、ビデオを用いて省察スキルに習熟するコースに従事した。
  • コースの参加者は、生徒の様々なアイデアを扱い、異なる分析を与えた。
  • 精巧な分析・応答によって、生徒の考えを取り扱う際に高度な技巧が要求された。
  • 参加と分析の間に有意な関係が存在した。

     

[要旨] 本研究は、教育実習生が生徒の思考を取り扱い、分析し、応答する諸能力を調査した。教師の能力に関するパフォーマンス評価を用いて、こうしたスキルに習熟するためにデザインされたビデオに基づくコースに参加した集団と参加しなかった集団の科学教員候補2集団を比較した。コースの参加者は、生徒のアイデアに対してより精巧なレベルの取り扱いや分析を示した。スキル間の関係の分析によって、生徒のアイデアに対する精巧な分析と応答が、生徒のアイデアを取り扱う際の高度な技巧を要求するということが明らかになった。しかし、生徒のアイデアを取り扱う際の高度な技巧は、より精巧な分析や応答を保証しなかった。(Nov, 11th, 2019)

[ハイライト]

  • 教育改革のさなかにおける教師の専門職としての行為主体性(agency)について詳述する。
  • 行為主体性は多様かつ一時的で、社会的・個人的資源を有する。
  • 行為主体性中心のアプローチによって、教育改革と教師のアイデンティが明らかにされる。
  • 変化と教師のアイデンティティの交渉を助けるツールを提示する。
  • 行為主体性とアイデンティティの関係を概念化する。

[要旨] ここで報告する質的メタ研究は、フィンランドの職業学校教師の、教育改革のさなかにおける専門職としての行為主体性を調べたものである。仕事や教育改革への関与、専門職としてのアイデンティティに関する教師の行為主体性に違いが認められた。行為主体性の現れは安定的なものであるか、あるいは長い時間をかけて変わり得るもので、行為主体性には様々な資源(例えば教師のアイデンティティや組織の経営文化)が活用されていた。理論的な結論は、専門職の行為主体性が多次元に渡り、個人によって大きく異なり、一時的に染み込み、社会的・個人的資源に依拠しているというものである。この知見に基づき、教育改革と教師のアイデンティティの交渉を理解し支援する手段として、行為主体性を中心とするアプローチを提案する。(Nov. 5th, 2019)

[ハイライト]

  • 学習者の動機づけに関する高等教育の教師の自己効力感は,適応をうまく予測する。
  • 指導のストレスの統制可能性の帰属も独立に,適応をうまく予測する。
  • 原因帰属は,適応に対して自己効力感を媒介しなかった。
  • 結果によって,教師の自己肯定感と帰属の両方に取り組むプログラムが支持された。

[要旨] 本研究は,自己効力感の影響や職業上のストレスに対する帰属,バーンアウトや仕事のやりがい,病気の徴候,離職の意図に対して仮定された媒介効果の調査において,適応や脱落を予測する教師の自己効力感と原因帰属を示した先行研究を拡張するものである。カナダの教師523人から得られた結果によれば,自己効力感と帰属はそれぞれ独立に教師の適応を予測することが示され,帰属が自己効力感の媒介変数になっているという実証的裏付けは得られなかった。結果によればさらに,学習者のエンゲージメントと個人的に統制可能な帰属に対する自己効力感が,教師の心理的満足度や肉体的健康,離職の意図を最も強く予測することが示された。専門性開発と介入プログラムに対する示唆を論じる。(Oct. 28th, 2019)

[Latest published]

[ハイライト]

  • 教育実習生は、専門職デジタル・コンピテンス(PDC)を含め、将来の職業に関する複雑な課題に直面する
  • 教師教育はそれに応じ、PDCの互恵性と実習生の変容的行為主体性に取り組む必要がある。
  • 本論では、小規模プライベート・オンライン・コース(SPOC)がいかにPDCと大学のゼミと教育実習を統合するかを実証する。
  • 教育実習生は、専門職開発の機会において自らを変容させることで課題に応答する。
  • SPOCは、新しいPDCの支柱として概念化される、変容的デジタル・エイジェンシー(transformative digital agency)を通じてPDCを伸ばす。(Nov. 5th, 2019)

[ハイライト]

  • 隠れたカリキュラムに関する動機づけ要因について生徒の視点を反映させた
  • 知識・ビジョン・準備・観察という動機づけ要因の認識
  • 隠れたカリキュラムの形成における各動機づけ要因の役割を検討した
  • 工学部の隠れたカリキュラムに関する事実経緯を説明した

[要旨] 隠れたカリキュラムとは,教育制度の文化を通じて学習者が経験する非明示的価値・規準を指す。本研究は,工学部の教育における隠れたカリキュラムを詳しく調べ,その動機づけ要因を分析することを目的とする。イラン・イーラームの工学部生21名の経験を評価するために質的内容分析法が採用された。結果によれば,「知識」・「ビジョン」・「準備」・「観察」という4つの動機づけ要因がこのカリキュラムの形成において中心的な役割を果たしていた。今後の研究について,本研究の枠組みは他の領域にも拡張し得る可能性がある。(Oct. 28th, 2019)

[ハイライト]

  • 可動式の視線追跡法によって,教師と生徒のやりとりに関する研究に革新的洞察がもたらされる
  • 教師の視覚的注意は,生徒の問題解決過程に足場かけをしようとする意図と相互作用している
  • 指導の意図と視覚的注を振り返ることが,新米教師の専門性開発の助けとなり得る

[要旨] 生徒の問題解決過程に足場かけをする際,教師の役割がきわめて重要である。新しい技術によって,教師の注意という観点から指導のこの側面を探求する可能性が研究者にもたらされる。混合研究法による本事例研究のねらいは,教師の足場かけの意図と彼の視線行動との間の関係を調べることである。可動式の視線追跡装置,固定式のビデオカメラ,およびインタビューによって数学の授業中のデータが集められた。教師の足場かけの意図が視線ターゲットに有意に影響し,可動式の視線追跡によって教師と生徒のやりとりという状況に応じた過程に対して革新的洞察がもたらされるという結果が示された。(Oct. 25th, 2019)

[ハイライト]

  • ある教師が自分自身を「従来型」と規定し続ける一方で,その教え方は探究的になるということがあり得る
  • 教師の教育方法に関する語り方(discourse)が変わるにつれて,自分自身の期待するものが変わり,フラストレーションを引き起こし得る
  • 教師の実践とアイデンティティのごく僅かな変化を見分けるために,コモグニションの枠組みが有効である
  • 専門性開発の作業は,アイデンティティを考慮に入れるべきである

[要旨] 専門職のアイデンティティや教育方法に関する語り方,教室での行為の変化を明らかにするために,経験豊かな数学教師であるモーガン氏を研究した。同時に彼は数学的議論を刺激する専門職開発活動に参加した。データには,1年間をかけて録音が行われたインタビューと授業の4つのサイクルが含まれる。モーガン氏の教授行為や教育方法に関する語り方には変化が観察されたものの,モーガン氏は一年の終わりに,自分自身が一年の始まりよりも「従来型」(教師中心)であると述べた。これは,彼の明示されたアイデンティティの変化の結果として,教育方法に関する語り方が変化したものである。(Oct. 25th, 2019)

[ハイライト]

  • 2つの教師の専門性開発プログラムが、2年目の教師の、専門職としての満足状態(well-being)と教室での実践に対して持つ影響を検討した
  • 研修期間に観察された進歩(gains)のほとんどは次第に見られなくなった
  • トレーニング活動の実施に対する影響は、前年の3分の1の効果量が維持された
  • 保護者としての認識に関するミーティングには、教室実践のある領域に対してマイナスの長期的影響という逆効果が見られた

[要旨] 1年目の初等前教育教師に対するトレーニング・コーチングのプログラムが2年目に持つ影響を、保護者としての認識に関するミーティングの有無によって、学校レベルのランダム化試験によって検討した。成果指標(アウトカム)には、教師の専門職としての満足状態と教室実践が含まれる。研修期間に観察された進歩(gains)のほとんどは次第に見られなくなった。しかし、トレーニング活動の実施に対する影響は、前年の3分の1の効果量が維持された。保護者としての認識に関するミーティングが逆効果であることは明らかで、この処遇群の教師たちは統制群と比べて、教室の質に関するある次元—生徒の表現をサポートすること—に対して低いスコアを示した。専門性開発と教育の質に対する示唆を論じる。(Oct. 23rd, 2019)

[ハイライト]

  • 教育におけるケアの価値に関するアイルランド教育協会(Irish Teaching Council)の見方を提示した
  • 教育を含む多くの分野でのケアの倫理の展開と影響を簡単に素描した
  • レグストルプ(Løgstrup)の道徳哲学の中心的な諸相をケアの倫理の文脈から説明した
  • レグストルプの研究によって教授・学習に対するケアの規範性が与えられるということを主張した

[要旨] 本論はKnud Ejler Løgstrup(レグストルプ)の道徳哲学の主要理念と、ケアの倫理の文脈における教授・学習に対するその関連性(relevance)を素描するものである。レグストルプによる、倫理的要求と生命の自発的表現に関する道徳現象論は、教授・学習におけるケアの規範性に対してメタ倫理的な枠組みを与えるというのが本論の主張である。このメタ倫理的枠組みが実際にどのように役に立つかを示すためにいくつかの示唆を強調する。(Oct. 23rd, 2019)

[ハイライト]

  • 自律支援的な指導行為と統制的な指導行為に対する生徒の認知を検討した
  • 統制的な指導行為はより強い欲求不満を予測し、次いでより強い自己ハンディキャッピングと学習離脱を予測する
  • 自立支援的指導行為はより低い学習離脱を予測する
  • 自己ハンディキャッピングはより低い学習到達と関連があった一方、学習離脱は宿題と負の関連があった
  • 潜在プロファイル分析によって、成果指標と関連のある4つの指導スタイルのプロファイルの違いが明らかになった

[要旨] 自律支援的な指導行為と統制的な指導行為の違いによって、モチベーションに対する教師のアプローチに対する生徒の認知を検討した。オーストラリアの中等学校に通う生徒771人について、構造方程式モデリングによって、統制的な指導行為がより強い基本的心理欲求不満を予測し、次いでより強い自己ハンディキャッピングと学習離脱を予測することが示された。自立支援的指導行為は、より低い学習離脱を予測した。さらに、自己ハンディキャッピングはより低い学習到達と関連があった一方、学習離脱は宿題と正ではない関連があった。潜在プロファイル分析によって、学業因子と成果指標と関連のある4つの指導スタイルのプロファイルの違いが明らかになった。全体として、われわれの知見はモチベーションに対する教師のアプローチについて革新的な理解を与えるものである。(Oct. 23rd, 2019)