一定の間隔で必ず「○○は褒めて/叱って伸ばせ」の類いの本が出回る(○○に代入されるのは、「子ども」だったり「部下」だったり)。Speculationの域を出るものは見たことがないし——それはこの記事にしたってそうなのだが——そもそもどっちかという問題ではないと思うのだが、いずれの主張も廃れない。
てなマクラで前置きをしようとしていたら、書きたいことは決まっていたのに、逡巡して書きあぐねてしまった。自分の考えがよくまとまっていない証拠だ。現時点のまとめとして言いたいのは、「ほめること・叱る」のいずれか、あるいは両方が大事だってことをわざわざ主張する人は、それを通じてどこに向かおうとしているのかということ。