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映画館にはしばらく足を運べていない。そして本当は「ホワイトカラー」のシーズン5を観たいのだが、なかなか借りられずにいる。それでも間に間に観た映画。

げっひんな映画だなーwと観たが、そもそもスコセッシ監督って(『ヒューゴ…』のようなのより)そういうゲスな作品のほうが映える監督だったっけな。同年のディカプリオ主演映画で言えば、映画作品としてはバズ・ラーマン監督の『華麗なるギャッツビー』のほうがよく出来ていると思うが、こちらも悪くはない。授業では使えないだろうが、セリフは聞いていて心地よく、ディカプリオ演じるJordanのスピーチなんかも勉強になった。時折バカリズムさんに見えてしまうぐらいディカプリオもブッ飛んでハジけていて、それを引き出しているのがスコセッシ監督だとすれば拍手。

輪をかけてげっひんな映画だなーwwと観たが、そもそも園子温監督であった。『愛のむきだし』の満島ひかりさんのように、二階堂ふみさんを『ヒミズ』とは違う、ああいう感じで撮りたかっただけだろー!という感じだが、荒唐無稽の中にもちゃんと秩序はあって、案外本気で、長谷川博己さんに仮託した園子温流ニュー・シネマパラダイスという気もした(星野源さんのポジションはただただ不条理だが…)。ダメな人は全く受け付けないかもしれないが、疲れていて何も考えたくない時に見る一本。

監督で観た映画。もっと社会派な話かと思いきや、スタイリッシュにまとまったサスペンスの佳作であった(ある映画を彷彿とさせ、締め方は「らしい」という感じもするが)。不安感を煽ったり先を読ませない演出も上手で、最後までスムーズに流れた。もうちょっと手玉に取られそうな医者風の人でも良かったとは思うが、ジュード・ロウはいい味出してた。でもこの作品はルーニー・マーラさんの良さに尽きる。

劇場や移動中の機内でも観るチャンスはあって思わず嗚咽したらやだなあと選ばなかったのだが、飛行機で英語字幕で観ても面白かったかも。大筋は有り体と言えば有り体だけど、心の動きの描き方や終わらせ方は是枝監督ぽいと思った。その点で、「家族になろうよ」なんて曲を歌っている福山さんに、最も冷めた位置からこの葛藤を担わせるというキャスティングは良かったのかもしれない。終盤にかけてグッときた。それを少なからず引き立てていたのは照明の明暗と空。カットもさりげなく印象的で、エレベーターとか階段とか。だが、是枝監督の作品で私が好きなのはやはり『花よりもなほ』であり『歩いても 歩いても』だな、とも思った。どういうタイミングで観るかも影響するよね。同じくらいの子どもがいたらまともに観れそうにないもんなあ。

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