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更新時には既に年は明けてしまったのですが、2015年の振り返り。

2015年。振り返ろうとすると、世の中的にはムシムシ、ギスギス、ゴリゴリ、グリグリが日増しに募り、お世辞にもいい年だったとは言えない一年でした。一大学教員として目の前の学生たちを、一市民として個人・社会にとって大事なものを守るために行動できる人間でありたいと思います。

個人的には、現在の職場での完成年度を迎え、実践(研究)の広がりと深まりをあちこちで実感できた一年でした。自分が担当する授業やゼミの活動もそうですが、附属中学校との共同研究、高校生へのディベート指導プロジェクト、先生方への講演・ワークショップ、どれも新しい出会いとこれまでの取り組みの結実が感じられるものでした。院生とガシガシ専門の文献を読み、ゼミ通信が100号を超え、ゼミのリユニオンを開催するなんて、異動した時にはとても考えられませんでしたが、今後も一つひとつ積み重ねて、ここで(も/あるからこそ)できることを拡充していきたいと思います。4年でくぎりとできるほど、あるいは何かを語れるほど簡単なものではないことも実感していますが、教員養成課程での取り組みもそろそろ形としてまとめていきたい。

研究については、もっと自分の興味あることに没頭して生産性をあげたいという気持ちと、自分が抱えていること(に対する責任の果たし方)とのズレに悩む一年でした。出版や次のプロジェクトに向けた「準備」の一年だったとは思っていますが、その割にはいつも締切に追われていたようなところがあってとにかく反省しきりです。

その中で、2015年は大きなイベントが4つありました。

いずれも、私一人では何もできなかったような次第でここに書くのもおこがましいのですが、これまでのどの学会・研究会にも増して心に深く刻まれるイベントとなりました。思い悩む一年の中でも、上記のイベントにかかわれたことで確実に成長できた気がします。お世話になった方々に改めてお礼を申し上げる次第です。

プライベートでは、ジャネット・ジャクソンのライブに行くことができて、変な言い方ですが、10代の自分を成仏させることができました(CapsuleとPerfumeに行けば30代の自分もいますぐ成仏できるのですが)。

観た映画も30本程度で、ゆっくり本に浸る時間も十分に持てたとは言い難い一年でしたが、

は特に読んでいて幸せな時間の3冊でした。1冊目はこちらでも紹介しましたが、2冊目は(個人的な文学体験なので)ともかく、3冊目については外国語教育から見ても重要な一冊だと思うのでどこかで触れられたらと思います。早いところ『あこがれ』と『暴力の人類史』を読む時間を作りたい。

それでは、2016年もよろしくお願い申し上げます。