ご恵投いただいた、
- 瀧沢 広人・大塚 謙二・胡子 美由紀・畑中 豊 (2020).『4達人に学ぶ! 究極の英語授業づくり&活動アイデア』明治図書.
について。
毎週Facebookに投稿していた振り返り。この授業についてもこちらにまとめておく。科目統合再編により、2019年度からの新カリキュラムにはこの授業は存在しないので、科目として最後にはなってしまうのだけれども。
英語教育界ではESL/EFL (English as a second language/a foreign language)の区別がよく知られ*1、拙稿
でもKachru (1994)の同心円モデルを紹介している。それを自ら揺さぶる話。あるいはESL/EFLの(主として国家を単位とする)地理的区分論から心理的区分論への転換。
ここのところの記事([雑感076]、[雑感077]、[雑感078]、[雑感079])で非対面授業、あるいはCOVID-19下での授業のあり方についていろいろ述べてきたので、お前の授業はどうなんだと思われるかもしれない。
ならば、と一例として自分の授業を公開してみる*1。
大学の先生は学生のことを考えず、テキトーな授業をして楽な御身分だという風評も散見することがあるので、こちとらガチでやっとんじゃということもあわせて伝われば幸い(すべての大学教員がこうだとか、ここまでやれということを求めているわけではない)。かといって自分の授業が特段すごいと自惚れているわけでもない。現時点の等身大の自分の授業というだけなので遠慮なくご批正ください。
LMSを通じて2、3年生に送ろうと思ったら、1000文字以内という哀しい制約を突きつけられたため、最低限の情報で送ってこちらのリンクを案内することにしたという話。
「オンライン授業」、もう少し事態に即して正確に言えば在宅受講体制の整備に向けた周囲の混乱が控えめに言っても凄まじい。大学で言えば、教養科目の取りまとめや非常勤講師をサポートする先生がた、教務関係の人たちの負担は筆舌に尽くし難いものがある。
私自身も無縁ではもちろんないのだが、そうした立場にいないこともあるし、自分の授業についてさほど不安は感じていない。よく考えると、こういう状況になる前から、いろいろ「オンライン化」していた。役に立つ人がいるかどうかは分からないが、ひとつの事例というか考え方としてまとめておく次第。
© 2021 静岡大学 教育学部 英語教育講座 亘理研究室
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