Category雑感

[雑感089][授業後021] 中級英語Bで学生たちが英語で言いたくなったこと

こちらの論稿にも書いている通り、英語授業の学びは、

  • A. うまくやりたかったけどできなかったこと[伸びしろ, NEED]
  • B. 他者から学んだこと [まねび, SHARE]
  • C. 自分ができたこと [手応え, DID-IT]

をどれだけ豊かにできるかに尽きると主張している私なので(4つ目に、その過程で出てくるはずの

  • D. もっと知りたくなったこと [探究, EXPLORE]

があるが)、前記事でまとめた「中級英語B」では毎回、A〜Cに対応させた振り返りを授業終わりに入力してもらっていた。

Aに対応する具体的な質問は「授業内の活動で言いたかったけど言えなかったこと、聞き取れなかったこと」であるが、特に「言いたかったけど言えなかったこと」が回を追うごとに予想以上に活発に寄せられ、次の回の授業冒頭で時間を取って、みんなで考えてもらいながら解決していった。

ということで、この授業で学生たちが英語で言いたくなったことのまとめ(抜粋)。端的に語句・表現を提示することももちろんあったが、「正解」を与える感じにはしたくなかったので、大半は私自身もその場で「自分だったらどういう風に表現するか」ということを考えて、履修者の声を拾いながら展開した。授業の内容や形式ごとにこういう(私家版)「言いたいことコーパス」を作ると良いのではないかと思っている。

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[雑感088][授業後020] 中級英語Bの振り返り

毎週Facebookに投稿していた振り返り。後期の担当授業についてもまとめておく。この授業用に作成し共有したプレイリストはこちら:

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[本051] JACETほか(編)『英語授業学の最前線』

ご恵投いただいた

  • 一般社団法人大学英語教育学会(JACET)・淺川 和也・田地野 彰・小田 眞幸 (編) (2020).『英語授業学の最前線』ひつじ書房.

は、ポップな見た目に反して、現状に対して全く軽くない内容が語られており、立場によってはドラスティックな挑戦にも受け取れるだろう。その意味で「最前線」は大袈裟なタイトルではない。

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[本050] 加藤ほか『コミュニケーション・タスクのアイデアとマテリアル』

ご恵投いただいた、

は、先生がたの利用しやすさをよく考えた構成に、お値段以上の教材が多数収録された一冊。

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[本049] 今井『英語独習法』

ご恵投いただいて、英語教育の立場からの批評も求められたので、

を紹介するのだが、今井・野島『人が学ぶということ』初版以来、今井先生の著書に親しんできた者としては残念な気持ちになることのほうが多かった。ゴマスリの太鼓持ち書評は求められていないと思うので、以下、率直にその理由を述べる。

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[レビュー047] 井上論文・新藤論文

後輩が活躍めざましい。以前、日本教育史学会の査読の話を聞いて、そりゃかなり厳しいシステムだなあ!と驚いたのだが、その機関紙『日本の教育史学』第63号に後輩が2人も論文を載せている。

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[本048] 瀧沢・大塚・胡子・畑中『4達人に学ぶ! 究極の英語授業づくり&活動アイデア』

ご恵投いただいた、

について。

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