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[雑感053]「インプット」やめます。

正確に言えば(学校教育の一環としての)外国語教育に対して「インプット」(input)という用語を使うのはやめます、という話。実際のところ使うのをやめて既に2ヶ月になるので、さらに正確に言えば、外国語教育の文脈で「インプット」という用語を使うのをやめました、という話。以前からずっと違和感を持っていたのだが、

を読んでやめる意志が固まった。つい最近の『英語教育』誌でも「インプット」を冠する特集が組まれていたばかりで、英語教育関係者はこの用語に頼り続けるのかもしれないが、以下に使わない方がいいと考える理由を述べる。もう少し長い論証の予定があるが、さしあたりのメモ。

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[本014]『「授業研究」を創る: 教師が学びあう学校を実現するために』(鹿毛・藤本(編), 2017)

クールダウンの読書のつもりが一気に読了。

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[本013] 独断と偏見による、これからの教育を考える20冊。

岩瀬直樹先生が同タイトルで(約)20冊を紹介されていて、シェアしたら「亘理さんのオススメ本も教えてください!」とコメントいただいたので応えてみる(2017年11月21日補足追記)。

英語教師になる人のためのブックリスト(私家版)に挙げているものやこれまで記事やツイートで紹介してきたものが複数並んだが、一応、岩瀬先生と同じ下記の条件で選んだ。

(1) わりと最近出た本

(2) わりと読みやすい本(できるだけ専門書をのぞく)

(3) 自著はのぞく

上記記事には2006年の本が挙げられているので、その辺までは(1)の条件を満たすと判断。2003年と2004年のものが入っているが、それ以外は2006年以降のもの。

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[レビュー038]『テストが導く英語教育改革』(根岸, 2017)

たいへん平易な文章かつ実用的な内容で、これはすぐさまあの先生やこの先生に届けたい!と思いながら一気に通読した(奇しくも勤務先の大学院入試の日であった)。

英語教師になる人のためのブックリスト(私家版)」に挙げる本は厳選すべしと自分を諌め、個人的には思い入れの深い『無責任なテストが「落ちこぼれ」を作る』は入れていなかったのだが、本書は迷わず入れた。学生・院生にも薦めたい。

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[レビュー037]『高校生は中学英語を使いこなせるか?』(金谷ほか, 2017)

もう一冊の夏休み課題図書。

読み始めたらムカムカが止まらず、一気に読んでしまった。

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[レビュー035] 『日本理科教育史』から学ぶべきこと(板倉, 1968)

比較的、時間に余裕のある時期に進めておく作業として。

からの抜粋(引用は増補版から)。ついには英語教育の話でもないのだが、敷衍して小学校英語の教科書がどうなるか、あるいはどういう段階にあるかに思いを巡らせてもらっても構わない。少なくとも英語教育についても今こそこういう研究が必要だということは言える。

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[レビュー034] 異言語との出会いがもたらすもの(滝浦・佐藤(編), 2017)

前記事のような読後コメントとも違って、

の第15章の実務的な文献ノート。前記事で紹介した文献を読んだ方にはつながりがそれとなく伝わるかもしれない。

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