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Gass & Houck*は,…(中略)…習熟度が高い日本人英語学習者が,衝突的な問題を解決する複雑な過程で多くの異なる意味公式を試していること,注目,理解,支援,共感を示すためにあいづちの発声やうなずきを広範かつ効果的に使っていることなどをあきらかにし,L2学習者は意味公式を単にL1から転移しているのではなく,インタラクションの中で問題をうまく解決できる言語的・態度的手段を積極的に探していると指摘した(清水 2010: 137。下線は引用者)。

なるへそ。その通りだよなと思った反面,そこまで見ようとすると語用論研究って際限ないッスネ,スゴいっすねとカニ蔵的ため息。別の見方をすれば,安易に「L1からの転移だ」とか「そうじゃない」とか言うべきではないということか。

  • *Gass, S. M., & Houck, N. (1999). Interlanguage refusals: A cross-cultural study of Japanese-English. Berlin: Mouton de Gruyter.