レビュー
[本139] McCullen, “Picturebook makers”

[本139] McCullen, “Picturebook makers”

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各作家が、自身の作品(の一場面)を例に創作の過程や考え方を語る。配置された各作家の絵やスケッチを眺めているだけでも楽しいが、英文が読みやすくて良い教材にもなるのにな、と思う。

表紙にもなっているJon Klassenの有名な作品I Want My Hat Backとその後のシリーズが生まれた経緯を読んで、なるほどなと思える。Shaun Tanの話はなかなか示唆的で、高2、3年あたりで創作やナラティブについて議論するのに良い。アーティスティックな気質の生徒は結構ハマるはず。

彼らの作品と併せて教科書に載せられたらいいなと思うんだけど、まあ難しい。全員の絵本を揃えて、1人選んで掘り下げた紹介発表をするとか、それぞれの作品の朗読会を開催するとか。めくっていると、アイデアは尽きないのだけれど。

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