Category研究

[雑感073][対話編] もっと具体的なサブスキルを論じよ

前の記事の最後で触れた「サブスキル」(sub-skills)は、新学習指導要領・外国語編で最も弱いところだと考えている。

昨年の某研修で話した内容をもとに、数研出版の「CHART NETWORK」に

  • 亘理 陽一 (印刷中).「共通テストを見据えたリスニングの指導方法: Before/While/After Listeningのサブスキルの豊富化」『CHART NETWORK』91.

という記事を書いたので(「共通テスト」は編集部の依頼。5月刊行)、ここではスピーキングを例にサブスキルについて考えたい。スピーキングの技能とは一体何で、それを教えるとはいったいどういうことなのか。

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[雑感071][対話編] アセスメントの規準をアセスメントする

次期学指導要領のもとでの評価に関する対話編。このままでは、おそろしくつまらない言語活動やパフォーマンス課題がはびこるか、知識・技能に関して著しく妥当性の低いアセスメントが溢れるかが懸念される、という話。

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[本034] ブレイ&クウォ(森ほか(訳))『塾: 私的補習ルールの国際比較』

後輩の活躍が勝手に自分のことのように喜ばしい、

読者に分かりやすいように「塾」と冠されているが、原題はRegulating private tutoring for public good: policy options for supplementary education in Asiaである。学習塾を考えるためというより、教育に関する制度設計と調整を、狭い学校(いわゆる一条校)の範囲だけでなく、社会全体で考えるための視点を提供してくれる文献として重要だと感じた。

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[本033] 小林『ことばのデータサイエンス』

こちらも紹介が遅れた頂きもの。

来年度の担当授業でガッツリ使わせていただくつもり。

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[本032] 佐藤・村田(編)『人類学・社会学的視点からみた過去、現在、未来のことばの教育』

ご恵投いただいてから1年以上遅れての紹介となってしまったが、

は、英語教育界隈にこそ読まれるべき一冊である。

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[雑感070] 緊急シンポジウム10/13東大に参加して

台風19号の翌日、被害も逃れ新幹線も動いていたので、東大でのシンポに参加した。出張ではなく、一大学教員、一英語教育研究者の実存的あり方の問題として。以下、ツイートもしたが、長文の感想と私見。

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[授業後016] 目的・場面・状況に応じた表現使用、単元を通じた思考の深まり

先日、共同研究者として附属小の公開授業研究会に参加した際の記録。あるいは目的・場面・状況に応じた表現使用と単元を通じた思考の深まりの間の、難しくておもしろい関係について。

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