レビュー
[本085] 坂本・山脇(編)『メディアリテラシー』

[本085] 坂本・山脇(編)『メディアリテラシー』

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前記事と同じ動機でこちらも絡めたら面白いかなと思って目を通したが、絡められなかったもの。

こちらは、私が接する学生たちがどう受け止めるのかはわからないが、どちらかと言えば若年層に向けたものというより、中高年に現状やそこで生きる若年層との向き合い方を伝えるものという印象。というのは、われわれ以上の世代が知って考えるべきことが多いと思ったからである。一方、20代以下が本書の内容や問おうとしていることをどう思うかは、正直に分からないな〜ともしみじみ感じた。そもそもジャーナリズムをどう見ているのか、というところから含めて。

その分からなさ故もあって、同時に、あちこちの章で、高校や大学の英語の授業で教科横断的に取り上げても面白いかも、とも思う。教育に寄り過ぎていないのが良いと感じる一方で、国語の教科書の分析などがあるのも好印象。メディアリテラシー(研究)×ジャーナリストの視点と実践×教育との接続という構成の勝利かな。

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