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[本116] 髙橋「教員多忙化問題の本質」

[本116] 髙橋「教員多忙化問題の本質」

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本ではなく雑誌なのだが、「[レビュー063] 髙橋『聖職と労働のあいだ』https://www.watariyoichi.net/2022/06/26/review_books44/」で紹介した髙橋 (2022)とつながる投稿ということで。『図書』2023年1月号に掲載された、髙橋哲さんの「教員多忙化問題の本質: 『給特法』廃止論に対する問題提起」を拝読した。

現状と課題についての端的かつ凝縮された解説が4ページの紙幅に収められていて、目の覚める思いがした。全教員(志望者)に配って歩きたいぐらいだ。

と同時に、他のことに怒っている暇があったら、まずこの問題に向き合えよと哲さんに説教されている気もした。「教員多忙化の問題は、まさに『公教育の危機』なのである」(p. 35)。教育を巡るあれこれは尽きないけれども、「問題の本質を正しく見定め」なければならない。

下記の記事でも紹介したが、哲さんの『聖職と労働のあいだ』は、間違いなく去年のベスト3の1冊だ。未読の方もすでに読んだ方も、ぜひ『図書』の記事を読まれたい。

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