後輩が活躍めざましい。以前、日本教育史学会の査読の話を聞いて、そりゃかなり厳しいシステムだなあ!と驚いたのだが、その機関紙『日本の教育史学』第63号に後輩が2人も論文を載せている。
Category論文
日本教育行政学会第55回大会(オンライン、10月2日〜10月4日)で、10月4日の課題研究Ⅰに登壇する機会をいただいた。
- 課題研究I「緊急事態に直面する教育行政・教育行政学の課題(1): 『全国一⻫休校』から見えたこと」
- 【司会】 高野 和子(明治大学)・勝野 正章(東京大学)
- 【報告者】
- 報告1: 中嶋 哲彦(愛知工業大学)「教育の地方自治と全国一⻫休校」
- 報告2: 亘理 陽一(静岡大学)「露わになったこと、見直されたこと、見過ごされていること: 教育方法学から見た『学びの保障』」
- 報告3: 末冨 芳(日本大学)「一斉休校と子ども・若者・家族: 誰が実態をとらえ支援したのか?」
本来であれば北海道大学で開催の予定で、母校に錦を飾るではないが、いつもの研究会などとくっつければ一石二鳥だと思って喜んで引き受けたのだが、オンライン開催となって札幌は遠い。
ともあれその告知と、発表要旨に載せられなかった参考文献を掲載する記事。
院生から拙博論*1に対するリクエストがあり、久しぶりにフォルダを開いたら「四章加筆候補」というファイルを見つけた。結局加筆はしなかったもので、その理由は失念してしまったが、おそらく論文本体に対するまとめの冒頭としては大仰な一般化だと思ったのだろう。戯れにそのまま公開してみる。
後輩が活躍めざましい。「飲んだときに、センパイ面して偉そうだがまあまあ金払いの良いひょうきんなオッサン」でしかない不肖の先輩ながら、こうして抜刷やPDFを送ってもらえると、「論文を一応読むことはできる、飲んだときに、センパイ面して偉そうだがまあまあ金払いの良い、ひょうきんなオッサン」と認識してもらえていることがわかる。ありがたいことだ。
ここ最近は、各人が読みたい論文を事前に指定し報告しているSkype読書会。
- Zamary, A., & Rawson, K. A. (2016). Which technique is most effective for learning declarative concepts: Provided examples, generated examples, or both? Educational Psychology Review, 1–27. http://doi.org/10.1007/s10648-016-9396-9
の報告を私が担当した。
レビューというか、研究ノートというか草稿というか。昨年末に北大で開催された後輩との研究会(注1)の指定文献が
- 広田 照幸・宮寺 晃夫(編) (2014).『教育システムと社会: その理論的検討』世織書房.
で、それを英語教育に引きつけて読んで用意したレジュメに多少加筆したもの。小難しいことを小難しいままに書き連ねている(注2)が、広田・宮寺(編)(2014)を読んでもらえれば分かりやすくなるだろう。関連して、こちらの記事もぜひ読まれたい。
ここに勤める限り、年末年始は卒論添削と共にある。その文章を見るにつけ、数年前からもにょっていることの一つにチルダ(~)の使い方がある。
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